KDDI、「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」「optimus X IS11LG」、1月20日に発売

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2012/01/18 17:14

 KDDIと沖縄セルラーは、ユーザーの利便性を向上する「スマートパスポート構想」とともに発表したスマートフォン5機種のうち、デュアルコアCPUを搭載したWiMAX対応スマートフォン「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」を1月20日に発売する。

GALAXY SII WiMAX ISW11SC

 「GALAXY SII WiMAX」は、「グローバルモデル」と位置づけるサムスン製のAndroid搭載スマートフォン。WiMAX機能を搭載し、対応エリア内ではプラス月額525円で下り最大40Mbpsの高速データ通信ができる。

 約4.7インチの大画面で見やすい「HD SUPER AMOLED(有機EL)ディスプレイ」、1.4GHzデュアルコアCPU、有効約808万画素のカメラを搭載し、サクサクと動作する。大容量バッテリを搭載し、外出時の電池切れの不安も軽減した。内蔵メモリの容量は16GB。2GBのmicroSDカードが付属する。

 OSはAndroid 2.3。スムーズで直感的に操作できるオリジナルインターフェース「TOUCHWIZ 4.0 UX」や、FacebookやTwitterなどのSNS、PCメールを一元管理する「Social Hub」を搭載する。さらに、au初の「かざす」タイプの近距離無線通信国際規格「NFC」に加え、DLNA、Bluetooth 3.0+HSなどの最新規格やHDMI出力に対応する。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信には対応していないが、SMS(Cメール)、キャリアメール(~@ezweb.ne.jp)、緊急地震速報、デコレーションメールなどには対応する。サイズは幅約69.0×高さ133.0×奥行き9.5mmで、重さは約139g。カラーはノーブルブラック。

 「GALAXY」ブランドのスマートフォンは、これまでNTTドコモしか取り扱っていなかった。2011秋冬・2012年春モデルとしては、ドコモから、高速データ通信のLTEサービス「Xi」対応モデル「GALAXY S II LTE SC-03D」(新色「Ceramic White」は1月21日発売)、Android 4.0を搭載した高性能リファレンスモデル「GALAXY NEXUS SC-04D」が発売されており、auからは今回の「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」が初となる。

 同時に、LGエレクトロニクス・ジャパン製で、厚さ9.9mmのコンパクトスマートフォン「optimus X IS11LG」も発売する。カラーはホワイト、ブラックの2色。2機種とも、発売以降、新規契約・機種変更での端末購入と同時に指定のパケット通信料定額サービスに加入すると、利用料金から最大24か月間、一定の金額を割り引く「毎月割」が適用される。

 また、KDDIは、1月下旬から、国内初のモバイルNFC(TypeA/B)サービスの提供を順次開始する。モバイルNFCサービスに対応する携帯電話(NFC携帯電話)では、電子マネーやクレジットなどの決済サービスや、クーポン、会員証、各種チケットとして利用できる「カード機能」、NFCタグを内蔵したポスターにNFC携帯電話かざすと情報を取得できる「リーダ機能」などを利用できる。NFCは国際規格なので、国内だけでなく、海外でも同様の機能を利用できる。対応機種は、当初は「GALAXY SII WiMAX」だけだが、今後拡大していく予定。