• ホーム
  • ライフスタイル
  • シャープ、電子書籍サービス「GALAPAGOS STORE」に動画や音楽コンテンツ・サービスを追加

シャープ、電子書籍サービス「GALAPAGOS STORE」に動画や音楽コンテンツ・サービスを追加

サービス

2011/12/09 20:58

 シャープは、12月9日、電子書籍サービス「GALAPAGOS STORE」で、これまでの電子書籍コンテンツに加え、動画や音楽などのコンテンツ・サービスの情報提供を開始すると発表。同時に、「GALAPAGOS STORE」の機能をブラッシュアップした。

「GALAPAGOS STORE」の紹介ページ

 コンテンツやサービスの「おすすめ情報」を定期配信するのは、12月9日のサービス開始時点で、Androidアプリ紹介情報の「アプリプラザ」(グリー)、投稿小説・コミック情報の「E★エブリスタ」(エブリスタ)、アニメ動画紹介情報の「バンダイチャンネル」(バンダイチャンネル)、メールマガジン情報の「まぐまぐ!」(まぐまぐ)、Android端末向け音楽情報を配信する「mora touch」の5社。

 配信されたアイコンをタップすると、「おすすめ情報」の内容をビューアに表示し、そこから各社のコンテンツ・サービスのウェブサイトやアプリに行くことができる。 

「おすすめ情報」が並ぶ「デスク」画面

 無料のアプリ「GALAPAGOS App」を利用すれば、「GALAPAGOS」やAndroid 2.1/2.2/2.3搭載のスマートフォン/タブレット端末、Android 3.2搭載のタブレット端末でも利用できる。 

「GALAPAGOS App」で他社製スマートフォン・タブレットでもサービスを利用できる

 書籍サービスとしての機能も進化。読んだ本の感想をFacebookやTwitterなどに簡単に投稿できる仕組みや、読んだ書籍の続編をすぐに探して購入できる「シリーズ検索」を備えた。

 発表会では、通信システム事業本部の大畠昌巳本部長が、「ちょうど昨年の今頃、電子書籍元年といわれ、関心が一気に高まった。われわれも電子書籍事業に参入し、タブレットを商品化しながら、昨年12月10日に電子ブックストアサービスを開始した。当初は書籍を中心に拡充してきたが、いまは約1万冊のコミックを含む約4万4000を超えるコンテンツをもっている」と、これまでを振り返った。 

通信システム事業本部の大畠昌巳本部長

 そして、「あらゆる家電がネットにつながっていくなかで、生活に役立つ幅広いジャンルにサービスが広がっていく。『GALAPAGOS STORE』開設1周年を迎えるにあたって、動画や音楽、Androidアプリ、投稿小説のサービス提供会社5社と連携し、コンテンツ・サービスの情報を『おすすめ情報』として提供していく」と、新サービスに踏み切った経緯を説明した。

 最後に、「かつて『事実上の撤退』『ガラパゴスの販売をやめる』といった一部事実とは異なる報道があったが、ガラパゴスは決して撤退しない。ガラパゴスは進化し続ける」と、改めて「GALAPAGOS」への熱意を語った。

 「GALAPAGOS STORE」では、現在、サービス開始1周年を記念して「『デキる大人』の電子書籍活用術」をコンセプトに、雑誌の定期購読申し込みで対象号が100円で読める「雑誌100円キャンペーン」や、辞書コンテンツを半額で購入できる「辞書半額キャンペーン」などのキャンペーンを実施している。