Nero、マルチメディア統合ソフトの最新版「Nero 11」と「Nero 11 Platinum」

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2011/11/18 17:48

 Neroは、マルチメディア統合ソフトの最新版「Nero 11」「Nero 11 Platinum」を、12月2日に発売する。直販サイト「Nero オンラインショップ」では、11月17日18時から先行販売を開始する。

Nero 11(左)、Nero 11 Platinum

 「Nero 11」は、ビデオ編集、フォトムービー作成、動画変換、ライティング、音楽編集、バックアップなどの機能を一つのパッケージに収録。また「Nero 11 Platinum」は、「Nero 11」のすべての機能に加えて、スマートフォンとPC間の動画ファイル転送とブルーレイディスク(BD)の再生機能を搭載。さらに、ビデオ編集やフォトムービー作成用のテンプレートを収録する。

 ビデオ編集やフォトムービー作成はストーリーボード式で、テンプレートを利用することで簡単に作業できる「エクスプレス編集」を搭載。「エクスプレス編集」モードから、編集機能をフルに利用できる「拡張編集」モードへは、ワンクリックで切り替えることができる。

 また、NVIDIA CUDA、AMD APPアクセラレーション、第2世代インテルCoreプロセッサー内蔵のクイック・シンク・ビデオに対応し、動画をH.264/MPEG 4 AVC形式へ高速変換できる。

 動画変換用ソフト「Nero Recode」は、インターフェースを一新し、「ドロップゾーン」に動画ファイルやDVDディスクをドラッグ&ドロップすると、適切な変換オプションを表示する。さらに、変換のバッチ処理や、動画ファイルから音声部分のみを抜き出して、音楽ファイルとして保存する機能を、新たに搭載している。

 「Nero 11 Platinum」のみ対応するスマートフォンへのメディアファイル転送機能は、PC上のビデオや写真、音楽などのファイルを、ドラッグ&ドロップでスマートフォンへ転送。ファイルは、転送時に自動的に転送先の端末に最適な形式へ変換してくれる。また、スマートフォンに保存しているビデオや音楽などのデータを、PCへバックアップすることもできる。なお、アップル製端末からPCへの音楽転送には非対応。

 このほか、あらかじめ設定することなく、PCの環境に最適な設定を自動で行い、バックアップを実行する「Nero LIVEBackup」を新たに搭載した。対応OSは、Windows 7/Vista(SP1以上)/XP(SP3)。

 パッケージ版の価格は、「Nero 11 通常版」が1万290円、「Nero 11 乗り換え/アップグレード版」が8190円、「Nero 11 Platinum 通常版」が1万3440円、「Nero 11 Platinum 乗り換え/アップグレード版」が1万290円。

 ダウンロード版の価格は、「Nero 11 通常版」が8980円、「Nero 11 乗り換え/アップグレード版」が6980円、「Nero 11 Platinum 通常版」が1万1480円、「Nero 11 Platinum 乗り換え/アップグレード版」が8980円。