NECカシオ、2011秋冬スマートフォンの販売戦略、「海外勢に負けてはいない」と田村社長
NECカシオモバイルコミュニケーションズは、10月31日、NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクモバイルから発表されたスマートフォン「MEDIAS」シリーズの販売戦略について、記者会見を開催した。国内スマートフォン市場ではここのところ海外メーカーの台頭が目立つが、田村義晴社長は、「海外勢に決して負けてはいない」と断言した。
スマートフォンの普及率が上昇するなかで、「iPhone 4S」のアップルや「GALAXY S II」のサムスン電子など、海外メーカーの勢いは以前よりも増している。田村社長は、「確かに先行している海外勢と比べれば、(当社を含めた国内メーカーは)少し弱いかもしれない」と認めながらも、「新しい価値を提供していくことが重要」と、薄さ・軽量を追求した秋冬モデルで形勢が変わるとした。
auの「iPhone 4S」販売については、「少なからず影響はある。しかし、Androidが注目される地域やユーザー層もある」と強みを生かす戦略。また、海外展開に関しては、「過去にいろいろなことがあった」と“ガラケー”時代を振り返ったが、「海外でのビジネス拡大は十分に視野に入れている」と、スマートフォンで挽回を図る。
「MEDIAS」シリーズの秋冬モデル
スマートフォンの普及率が上昇するなかで、「iPhone 4S」のアップルや「GALAXY S II」のサムスン電子など、海外メーカーの勢いは以前よりも増している。田村社長は、「確かに先行している海外勢と比べれば、(当社を含めた国内メーカーは)少し弱いかもしれない」と認めながらも、「新しい価値を提供していくことが重要」と、薄さ・軽量を追求した秋冬モデルで形勢が変わるとした。
田村義晴社長
auの「iPhone 4S」販売については、「少なからず影響はある。しかし、Androidが注目される地域やユーザー層もある」と強みを生かす戦略。また、海外展開に関しては、「過去にいろいろなことがあった」と“ガラケー”時代を振り返ったが、「海外でのビジネス拡大は十分に視野に入れている」と、スマートフォンで挽回を図る。