レノボ・ジャパンは10月13日、ノートPC「IdeaPad U」シリーズの新モデルとして、同社初のウルトラブック「IdeaPad U300s」と高機能ノートPC「IdeaPad U400」を11月下旬に発売すると発表した。

歌手のMay J.がひと目惚れ！　デザインにこだわった「IdeaPad U300s」

　「IdeaPad U300s」は、インテル社が提唱する超薄型・軽量ノートPC「ウルトラブック」に準拠する同社初のモデル。解像度1366×768ドットの13.3型ワイド液晶を備え、厚さ14.9mm、重さ約1.3kgという薄型・軽量ボディを実現した。天板から底面までをつなぎ目のないワンピース構成のメタルカバーで覆い、スタイリッシュなデザインに仕上げている。

　記者会見に登場した歌手のMay J.さんは、「この薄さ、軽さ、スタイリッシュなデザインにひと目惚れしました。サクサク動く『IdeaPad U300s』なら、いいアイデアが浮かんで、歌詞づくりもスムーズになりそう」と絶賛した。

　バッテリは、わずか30分の充電で約3時間駆動する急速充電対応の「Lenovo RapidChargeバッテリー」。フル充電時のバッテリ駆動時間は、11月上旬に発表する予定。

　CPUにインテルCore i7 2677Mを採用し、メモリは4GB。USBポートを2基備え、うち1基はUSB3.0に対応する。OSは、64bit版の「Windows 7 Home Premium」をプリインストール。価格はオープンで、実勢価格は15万円前後の見込み。

スロットイン型ドライブを備えた14型ノート「IdeaPad U400」

　「IdeaPad U400」は、1366×768ドットのHD対応の14型液晶を搭載。光学メディアを直接差し込むスロットイン型のDVDマルチドライブを内蔵し、マルチメディア機能が充実している。

　ドライブを内蔵しながら、厚さ22.6mm、重さ1.98kgと、14型モデルとしては薄型・軽量。ボディは「IdeaPad U300s」と同様、天板から底板までをつなぎ目のないワンピース構成のメタルカバーで覆い、ガラス製のタッチパッドを搭載した。このほか、空気を通す防水設計のキーボードを採用し、キーを通して熱を分散させる。

　500GBのHDDと32GBのSSDを内蔵し、これらを組み合わせることで高速起動を実現。CPUはインテルCore i5-2430Mで、メモリは8GB、OSは64ビット版のWindows 7 Home Premiumを搭載する。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。