シャープ、プラズマクラスターサイクロン掃除機、静かな「EC-VX300」と軽い「EC-PX200」

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2011/10/13 18:41

 シャープは、プラズマクラスターサイクロン掃除機として、音が気になる深夜や早朝の掃除に適したスタンダードモデル「EC-VX300」と、高齢者でも使いやすい軽量モデル「EC-PX200」を10月20日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は「EC-VX300」が7万5000円前後、「EC-PX200」が4万円前後の見込み。

プラズマクラスターサイクロン掃除機「EC-VX300」(左)と「EC-PX200」

七つのサイレンサーで音を抑える「ハイブリッドサイレンサーシステム」

 両機種とも、「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載し、本体内部のフィルターで浄化したクリーンな排気とともにイオンを室内に放出。浮遊アレル物質の作用を抑制するなど、空気の浄化をサポートする。

 「EC-VX300」は、七つのサイレンサーによって、ヘッドやモーターなどの音を「吸音」「遮音」「制振」する「ハイブリッドサイレンサーシステム」を搭載。音を抑えるだけでなく、従来モデル「EC-VX220」から質量で15%、重量で約1.0kgの小型・軽量化を実現している。

 ダストカップからゴミを捨てるときに舞うチリやホコリにも注目。掃除終了後、カップ内部の「ダストスクリューフィン」が自動で回転し、吸い込んだゴミを約10分の1に圧縮して、ボタンを押すだけで簡単・清潔に捨てることができる。

 「EC-PX200」は、女性や高齢者が楽に掃除できる総質量4.1kg。パワーヘッドタイプとしては業界最軽量で、部屋の移動や2階への持ち運びも苦にならない。

床に対して水平になる「軽・らくフィットハンドル」

吸込口近くにローラーが細かな動きを助ける「こまわり・すみジョーズ自走ヘッド」

 このほか、共通の機能として、水平方向に手を動かすだけで楽に掃除ができる「軽・らくフィットハンドル」、掃除がしにくい部屋の隅でも吸込口が縦横自在に動く「こまわり・すみジョーズ自走ヘッド」、吸込口が床から浮くと自動的に運転を停止し、最大約60%消費電力量を削減する「節電アイドリングストップ」などを備える。

 サイズは、「EC-VX300」が幅258×奥行き412×高さ271mmで、重さは6.8kg。「EC-PX200」が幅215×奥行き333×高さ239mmで、重さは4.1kg。カラーはともに、メタリックピンクとライトシルバー。