キングソフトは、PCで作成したWord/Excel/PowerPointのオフィス文書を、Android端末で閲覧したり、編集したり、新たに作成したりできる「KINGSOFT Office for Android」を、10月7日に発売した。パッケージ版の価格は2980円。グーグルの運営する「Androidマーケット」では、フル機能を一週間利用できる試用版を公開している。販売店では、10月14日に発売する。

　PCのWordやExcel、PowerPointで作成したデータを、Android端末で閲覧でき、データを編集して、その編集内容を上書き保存や別名で保存することができる。

　アイコンをタップすることで、それぞれの機能をリボン表示、Android端末の小さな画面でも使いやすいインターフェースで。簡単なデータの新規作成や、グラフデータの修正、文字の装飾などの作業がAndroid端末だけでできる。新たに作成できるデータは、「.txt」「.doc」「.xls」の3種類。

　新たに作成したデータや、別名で保存するデータは、Android端末や、オンラインストレージサービス「KDrive」に保存できる。「KDrive」は2GBまで無料で、保存したデータは「KDriveクライアント」をインストールしたPCで、インターネット経由で閲覧したり、ダウンロードしたりすることができる。対応OSは、Android 3.1/3.0/2.3/2.2/2.1。