富士通、DVDドライブ搭載で世界最薄、約13.7時間駆動のノートPC「LIFEBOOK SH76/E」、6秒起動も実現
富士通は、10月4日、記者発表会を開き、光学ドライブ搭載で世界最薄を実現した13.3型ノートPC「LIFEBOOK SH76/E」など、個人向けPC「FMV」の7シリーズを10月13日から順次発売すると発表した。
発表会の冒頭、佐相秀幸執行役員副社長は、「国内の上期のPC市場は、省エネモデルや地上デジタルPCなどの好調が後押しして、前年を上回った。当社も前年を上回る実績だった」と振り返り、新製品の投入によって「下期に向けて販売を加速したい」と挨拶した。
新製品の目玉となるノートPC「LIFEBOOK SH76/E」は、幅316.0×奥行き223.0×高さ16.6~23.2mm、重さ約1.3kgで、光学ドライブ搭載機として世界最薄を実現した。ディスプレイはLEDバックライトを備えた13.3型ワイドで、バッテリは約13.7時間駆動する。持ち運びに配慮した堅牢性で、天板は約200kgf全面加圧試験をクリアしている。メインマシンとしてだけでなく、モバイルPCとしても訴求する。発表会では、モデルの女性が天板の上に乗るデモで堅牢設計をアピールした。
また、電源ボタンを押して約6秒で立ち上がる「クイックスタート」を搭載。齋藤邦彰執行役員兼パーソナルビジネス本部長は、「PCの長年の弱点だった起動時間への不満が取り除かれる」と自信を示した。また、キーボードには、球面で削ったような凹みを採用するなど、タイピングのしやすさに配慮。齋藤本部長は、「タブレットがもてはやされているが、PCの強みの一つは入力のしやすさ。『やっぱりPCだ』といわれる操作性を追求した」と強調した。
スマートフォンで撮影した動画や写真をワイヤレスで簡単に取り込んで楽しめる「F-LINK」は、新たにiPhoneに対応。ほとんどのスマートフォンで「F-LINK」が利用できるようになった。節電機能を一覧で表示する「パソコン節電設定」や、あらかじめ設定した時間に合わせてバッテリ運用とACアダプタ運用を切り替えて電力消費の分散に貢献する「ピークシフト」機能を新たに搭載するなど、省エネ性能を高めた。
CPUにはCore i5-2520M(2.5GHz)プロセッサーを採用し、4GBのメモリ、128GBのSSD、DVDドライブを備える。OSは、Windows 7 Home Premium 64ビット。カラーはマットブラック。価格はオープンで、実勢価格は18万円前後の見込み。
富士通は、この2011年冬モデルから、島根富士通で製造したノートPCを「出雲モデル」、富士通アイソテックで製造したデスクトップPCを「伊達モデル」としてプロモーションを展開する。開発拠点を神奈川県川崎市に、またコールセンターを仙台、新潟、北九州に置くなど、開発から製造、サポートまでの体制を国内に置くことを強みに、製品をアピールしていく。
・個人向けPC「FMV」のその他の機種の詳細はこちら
LIFEBOOK SH76/E
発表会の冒頭、佐相秀幸執行役員副社長は、「国内の上期のPC市場は、省エネモデルや地上デジタルPCなどの好調が後押しして、前年を上回った。当社も前年を上回る実績だった」と振り返り、新製品の投入によって「下期に向けて販売を加速したい」と挨拶した。
佐相秀幸執行役員副社長
新製品の目玉となるノートPC「LIFEBOOK SH76/E」は、幅316.0×奥行き223.0×高さ16.6~23.2mm、重さ約1.3kgで、光学ドライブ搭載機として世界最薄を実現した。ディスプレイはLEDバックライトを備えた13.3型ワイドで、バッテリは約13.7時間駆動する。持ち運びに配慮した堅牢性で、天板は約200kgf全面加圧試験をクリアしている。メインマシンとしてだけでなく、モバイルPCとしても訴求する。発表会では、モデルの女性が天板の上に乗るデモで堅牢設計をアピールした。
堅牢設計をデモでアピール
また、電源ボタンを押して約6秒で立ち上がる「クイックスタート」を搭載。齋藤邦彰執行役員兼パーソナルビジネス本部長は、「PCの長年の弱点だった起動時間への不満が取り除かれる」と自信を示した。また、キーボードには、球面で削ったような凹みを採用するなど、タイピングのしやすさに配慮。齋藤本部長は、「タブレットがもてはやされているが、PCの強みの一つは入力のしやすさ。『やっぱりPCだ』といわれる操作性を追求した」と強調した。
スマートフォンで撮影した動画や写真をワイヤレスで簡単に取り込んで楽しめる「F-LINK」は、新たにiPhoneに対応。ほとんどのスマートフォンで「F-LINK」が利用できるようになった。節電機能を一覧で表示する「パソコン節電設定」や、あらかじめ設定した時間に合わせてバッテリ運用とACアダプタ運用を切り替えて電力消費の分散に貢献する「ピークシフト」機能を新たに搭載するなど、省エネ性能を高めた。
CPUにはCore i5-2520M(2.5GHz)プロセッサーを採用し、4GBのメモリ、128GBのSSD、DVDドライブを備える。OSは、Windows 7 Home Premium 64ビット。カラーはマットブラック。価格はオープンで、実勢価格は18万円前後の見込み。
齋藤邦彰執行役員兼パーソナルビジネス本部長
富士通は、この2011年冬モデルから、島根富士通で製造したノートPCを「出雲モデル」、富士通アイソテックで製造したデスクトップPCを「伊達モデル」としてプロモーションを展開する。開発拠点を神奈川県川崎市に、またコールセンターを仙台、新潟、北九州に置くなど、開発から製造、サポートまでの体制を国内に置くことを強みに、製品をアピールしていく。
・個人向けPC「FMV」のその他の機種の詳細はこちら