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東芝、Android 3.2搭載の世界最薄・最軽量の10.1型タブレット端末「レグザ タブレット AT700/35D」などを発表

ニュース

2011/10/03 21:19

 東芝は、10月3日、記者発表会を開き、Android 3.2を搭載した世界最薄・最軽量の10.1型タブレット端末「レグザ タブレット AT700/35D」や、6チャンネル15日分の番組が録画できる「タイムシフトマシン」機能を備えたブルーレイディスク(BD)レコーダー「レグザサーバー DBR-M190」などの新製品を発表した。

「AT700/35D」を披露する大角正明・東芝デジタルプロダクツ&サービス社社長

 発表会の冒頭、加藤孝夫スマートコミュニティ事業統括部長が、「社会インフラ技術をデジタル技術で統合し、人と人、人とモノ、モノとモノをつなぐ新しい価値を提供する」と、東芝が推進するスマートコミュニティ構想を説明。このビジョンを背景に、発表した東芝のデジタル機器の新製品では、各機器の垣根を超えた新しい視聴スタイルを提案している。

東芝の加藤孝夫スマートコミュニティ事業統括部長

 東芝は、今年4月にテレビ事業とPC事業を統合し、デジタルプロダクツ&サービス社を立ち上げた。東芝執行役上席常務の大角正明デジタルプロダクツ&サービス社社長は、テレビとPCの垣根を越えた商品づくりに取り組んできた成果の一つとして、「新しいデジタルプロダクツのあり方を具現化する。新たな映像体験を提供する」と、新製品を紹介した。

 レグザタブレットは、10.1インチ「AT700/35D」と片手で携帯できる小型の7インチ「AT3S0/35D」をラインアップ。「AT700」は、プロセッサにテキサスインスツルメンツのOMAP4430を採用し、1GBのメモリ、ストレージとして32GBのフラッシュメモリを内蔵する。本体サイズは幅256.0×奥行き176.0×高さ7.7mm、重さは558g。バッテリ駆動時間は最大約7時間。実勢価格は7万円前後の見込みで、12月中旬に発売する。

レグザタブレット AT700

 片手で持てる小型の7インチ「AT3S0/35D」は、プロセッサにNVIDIA「Tegra 2」を採用。1GBのメモリ、ストレージとして32GBのフラッシュメモリを内蔵する。本体サイズは幅128.0×奥行き189.0×高さ12.1mm、重さは379g。バッテリ駆動時間は最大約6時間。実勢価格は5万円前後の見込みで、10月下旬に発売する。

 大角社長は、「タブレットは、PC、テレビに次ぐ新しい事業の柱。11年度は10.1インチと7インチモデルで、グローバルで100万台の販売を目指す。13年には、グローバルシェアで10%にもっていきたい」と、タブレット端末の販売目標を述べた。ライバルの「iPad」については、「日本のタブレット端末市場は、ITリテラシーの高い人々やアップルファンがユーザーの中心になっている。競争の余地はある」と、BDレコーダー「レグザサーバー」などとの連携機能を武器に攻勢をかける。

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