日本エイサー、ウルトラブックなどPC・タブレットの新製品を発表、「ICONIA」は“マンガロイド”を打ち出す
日本エイサーは、9月27日、デスクトップやノートなど、PC・タブレット端末「ICONIA」・液晶ディスプレイの2011年秋冬モデルの製品発表会を開催した。米インテルの提唱するPCの新たなカテゴリ「ウルトラブック」を発売するほか、「ICONIA」の新製品のコンセプトとしてマンガを読むのに最適な“マンガロイド”を打ち出した。
発表会で、石川里美・プロダクト&マーケティングコミュニケーション部長は、「国内PC市場は激しい価格競争が今後も続くと予想している。その競争に勝つための製品ラインアップを揃える一方で、ウルトラブックという新しい製品で、PCの買い替えや買い増しを促進していく」との方針を示した。タブレット端末に関しては、「さまざまな用途で使えるなかで、一つの用途で他社との差異化につなげることが重要」と、“マンガロイド”を打ち出した理由を説明した。
ウルトラブックは、「Aspire S3 シリーズ」として2モデルを11月中旬以降に発売する。スリープ状態や休止状態からの復帰を速くして、PCをスマートフォンやタブレット端末のような感覚で使うことができる「Acer Instant On(エイサー インスタントオン)」を搭載。スリープ状態からの復帰が1.5秒(通常のPCは2秒)、休止状態からの復帰が6秒(同25秒)を実現した。また、Wi-Fi利用時のアクセスポイントの検索が2.5秒(通常のPCは10秒)と、ストレスなくインターネットに接続することができる。
13.3インチ液晶は、解像度1366×786ドット。本体サイズは幅323×奥行き218.5×高さ13.1/17.5mm。最薄部が13.0mm、重さが1.4kg未満と、薄さと軽さを追求した。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。130万画素のウェブカメラを搭載し、メモリは4GB。外部インターフェースは、USB2.0×2とSD/MMCのカードリーダ。無線LANがIEEE802.11 b/g/nに準拠し、Bluetooth 4.0+LEに対応している。
ラインアップの2モデルは、現段階では製品名が未定で、「Aspire S3-1(仮)」と「Aspire S3-2(仮)」と称している。「Aspire S3-1(仮)」は、CPUにインテル Core i7-2637Mプロセッサー、ストレージが240GBのSSD、バッテリ駆動時間が約7時間。「Aspire S3-2(仮)」は、インテル Core i3-2367Mプロセッサー、ストレージは320GBのHDD、バッテリ駆動時間が約6時間。価格は、「Aspire S3-1(仮)」が15万円前後、「Aspire S3-2(仮)」が9万円前後の見込みだ。
タブレット端末「ICONIA」の新製品は「ICONIA Tab A100」で、10月下旬以降に発売する。これまで10.1インチワイド液晶でゲームを楽しむことを提案してきたが、今回の製品は7インチで、“マンガロイド”としてマンガを読むのに最適な端末として提案する。
マンガ家・手塚治虫のすべてのマンガを読めるアプリ「手塚治虫マガジン倶楽部」をプリインストールしており、月額1050円でサービスを受けることができる。
OSはAndroid 3.2で、CPUはNVIDIA Tegra 2 モバイル プロセッサ、Dual Core ARM Cortex-A9 CPU 1GHz。ストレージは16GBのSSD。カメラは、フロントが200万画素、バックが500万画素。バッテリ駆動時間は、スタンバイモードで約250時間、HDビデオ再生時で約5時間。Wi-Fiモデルのみで、価格は4万円前後の見込みだ。
このほか、デスクトップPCで4モデル、ノートPCで5モデル、液晶ディスプレイで3モデル、ホームサーバー1モデルを、10月下旬から順次発売する。
発表会で、石川里美・プロダクト&マーケティングコミュニケーション部長は、「国内PC市場は激しい価格競争が今後も続くと予想している。その競争に勝つための製品ラインアップを揃える一方で、ウルトラブックという新しい製品で、PCの買い替えや買い増しを促進していく」との方針を示した。タブレット端末に関しては、「さまざまな用途で使えるなかで、一つの用途で他社との差異化につなげることが重要」と、“マンガロイド”を打ち出した理由を説明した。
石川里美部長
ウルトラブックは、「Aspire S3 シリーズ」として2モデルを11月中旬以降に発売する。スリープ状態や休止状態からの復帰を速くして、PCをスマートフォンやタブレット端末のような感覚で使うことができる「Acer Instant On(エイサー インスタントオン)」を搭載。スリープ状態からの復帰が1.5秒(通常のPCは2秒)、休止状態からの復帰が6秒(同25秒)を実現した。また、Wi-Fi利用時のアクセスポイントの検索が2.5秒(通常のPCは10秒)と、ストレスなくインターネットに接続することができる。
Ultrabookの「Aspire S3 シリーズ」
13.3インチ液晶は、解像度1366×786ドット。本体サイズは幅323×奥行き218.5×高さ13.1/17.5mm。最薄部が13.0mm、重さが1.4kg未満と、薄さと軽さを追求した。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。130万画素のウェブカメラを搭載し、メモリは4GB。外部インターフェースは、USB2.0×2とSD/MMCのカードリーダ。無線LANがIEEE802.11 b/g/nに準拠し、Bluetooth 4.0+LEに対応している。
ラインアップの2モデルは、現段階では製品名が未定で、「Aspire S3-1(仮)」と「Aspire S3-2(仮)」と称している。「Aspire S3-1(仮)」は、CPUにインテル Core i7-2637Mプロセッサー、ストレージが240GBのSSD、バッテリ駆動時間が約7時間。「Aspire S3-2(仮)」は、インテル Core i3-2367Mプロセッサー、ストレージは320GBのHDD、バッテリ駆動時間が約6時間。価格は、「Aspire S3-1(仮)」が15万円前後、「Aspire S3-2(仮)」が9万円前後の見込みだ。
タブレット端末「ICONIA」の新製品は「ICONIA Tab A100」で、10月下旬以降に発売する。これまで10.1インチワイド液晶でゲームを楽しむことを提案してきたが、今回の製品は7インチで、“マンガロイド”としてマンガを読むのに最適な端末として提案する。
“マンガロイド”の「ICONIA Tab A100」
マンガ家・手塚治虫のすべてのマンガを読めるアプリ「手塚治虫マガジン倶楽部」をプリインストールしており、月額1050円でサービスを受けることができる。
OSはAndroid 3.2で、CPUはNVIDIA Tegra 2 モバイル プロセッサ、Dual Core ARM Cortex-A9 CPU 1GHz。ストレージは16GBのSSD。カメラは、フロントが200万画素、バックが500万画素。バッテリ駆動時間は、スタンバイモードで約250時間、HDビデオ再生時で約5時間。Wi-Fiモデルのみで、価格は4万円前後の見込みだ。
このほか、デスクトップPCで4モデル、ノートPCで5モデル、液晶ディスプレイで3モデル、ホームサーバー1モデルを、10月下旬から順次発売する。