ソニー、「BA」搭載の中・高級カナル型イヤホン11機種、iPhone対応や防水対応、Bluetooth搭載ヘッドセットも
ソニーは、9月20日、フラット形状のエアダクト構造によって広帯域で伸びのある音楽再生を実現する「バランスド・アーマチュア(BA)」ドライバを搭載した中・高級カナル型イヤホン11機種を、11月10日に発売すると発表した。
発表会見の冒頭、ソニーの中川克也パーソナルイメージング&サウンド事業本部パーソナルエンタテインメント事業部事業部長が、「ソニーは1960年にテープレコーダー用のヘッドホンを、また82年にはウォークマン1号機の発売と同時に世界初のインナーイヤー型イヤホンを発売した。さらに98年には世界初の5.1chデジタルサウンドヘッドホンを、99年には世界初の密閉型インナーイヤーヘッドホンを発売するなど、数々の“世界初”を送り出してきた」と、ソニーのヘッドホン・イヤホンの歴史を紹介。新製品では、密閉型からオープンエア型まで、幅広い音響構造に対応するデバイスである「BA」について「自社での開発と量産に成功した」と説明し、「新しい価値とスタイルを提案して、ヘッドホン市場をリードしていく」と新製品に自信を示した。
「BA」ドライバは、独自開発のフラット形状のエアダクト構造で、振動板から鼓膜までの広い音の通路を確保。ダクト内の共振を取り除くことで周波数帯域が広がり、広帯域で伸びのある音楽再生を実現した。低音域から高音域まで再生する「フルレンジ」、低音域を再生する「ウーファー」や「スーパーウーファー」、高音域を再生する「トゥイーター」の4タイプの「BA」ドライバをすべて自社開発するとともに、これらを組み合わせて構成することで、自在な音づくりができる。
ラインアップと価格は、フルレンジの「BA」ドライバユニットを1基搭載した「XBA-1SL」が7455円、ウーファーの「BA」2基を搭載した「XBA-2SL」が1万8375円、フルレンジとウーファー、トゥイーターの「BA」3基を搭載した「XBA-3SL」が2万4675円、フルレンジ、ウーファー、トゥイーター、スーパーウーファーの「BA」4基を搭載した「XBA-4SL」が3万975円。
それぞれ、キャリングポーチ、コード長アジャスタ、延長コード(0.9m)、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)×2、ノイズアイソレーションイヤーピース(S/M/L)×2が付属する。
また、ハンズフリー通話やiPhone/iPod対応のリモコン付きタイプでは、「BA」1基の「XBA-1IP」が8715円、「BA」2基の「XBA-2IP」が1万9635円、「BA」3基の「XBA-3IP」が2万5935円、「BA」4基の「XBA-4IP」が3万2235円。
それぞれ、キャリングポーチ、コード長アジャスタ、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)×2、ノイズアイソレーションイヤーピース(S/M/L)×2、クリップが付属する。
さらに、フルレンジの「BA」ドライバユニットを1基搭載した機能特化型の3モデルを用意した。電池収納部などをハウジング内に集約することで、世界で初めてコントロールボックスを省いたノイズキャンセリングタイプ「XBA-NC85D」は4万3050円。キャリングケース、航空機用プラグアダプタ、コード長アジャスタ、専用USB充電器、ノイズアイソレーションイヤーピース(S/M/L)×2、クリップが付属する。
ハンズフリー通話に対応するBluetoothのワイヤレスステレオヘッドセット「XBA-BT75」は2万4675円。電池持続時間は最大3.5時間で、最大約2.5回分のフル充電ができる充電式電池内蔵型のキャリングケースのほか、USBケーブル、キャリングポーチ、ハイブリッドイヤーピース(S/M/L)×2が付属する。
汗や水しぶきに強く、水洗いができるスポーツタイプ「XBA-S65」は8715円で、カラーはブラックとホワイトの2色。キャリングポーチ、アタッチメント式のコード長アジャスタ、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)×2、クリップが付属する。
発売日は、ワイヤレスステレオヘッドセット「XBA-BT75」のみ11月21日で、そのほかのモデルは11月10日。
ソニーマーケティングの磯村英男メディア・バッテリー&パーソナルエンタテインメントマーケティング部統括部長は、「スマートフォンで音楽を聴くユーザーは6割近くに達している。このうち29.2%が5000円以上のヘッドホンを所有している。所有しているスマートフォン本体の価格が上がると、ヘッドホンなどの周辺機器にかける金額が上昇する傾向がある」との分析結果を述べ、中・高級クラスに位置付ける今回の「BA」搭載モデルの販売拡大に自信を示した。新製品のキャッチとして、「毎日を、いい音につけ替えよう」を打ち出して、「『BA』搭載のヘッドホンに変えることで、音質が向上することを体感できるように、プロモーション活動に力を入れていく」という。
さらに、磯村統括部長は、「ソニーのヘッドホンの歴史51年目となる今年は、「BA」搭載モデルを中心にラインアップを拡充し、より多くのユーザーニーズに応えていく」と、意欲を示した。
独自のBA搭載イヤホン新製品
発表会見の冒頭、ソニーの中川克也パーソナルイメージング&サウンド事業本部パーソナルエンタテインメント事業部事業部長が、「ソニーは1960年にテープレコーダー用のヘッドホンを、また82年にはウォークマン1号機の発売と同時に世界初のインナーイヤー型イヤホンを発売した。さらに98年には世界初の5.1chデジタルサウンドヘッドホンを、99年には世界初の密閉型インナーイヤーヘッドホンを発売するなど、数々の“世界初”を送り出してきた」と、ソニーのヘッドホン・イヤホンの歴史を紹介。新製品では、密閉型からオープンエア型まで、幅広い音響構造に対応するデバイスである「BA」について「自社での開発と量産に成功した」と説明し、「新しい価値とスタイルを提案して、ヘッドホン市場をリードしていく」と新製品に自信を示した。
ソニーの中川克也パーソナルイメージング&サウンド事業本部パーソナルエンタテインメント事業部事業部長
「BA」ドライバは、独自開発のフラット形状のエアダクト構造で、振動板から鼓膜までの広い音の通路を確保。ダクト内の共振を取り除くことで周波数帯域が広がり、広帯域で伸びのある音楽再生を実現した。低音域から高音域まで再生する「フルレンジ」、低音域を再生する「ウーファー」や「スーパーウーファー」、高音域を再生する「トゥイーター」の4タイプの「BA」ドライバをすべて自社開発するとともに、これらを組み合わせて構成することで、自在な音づくりができる。
ラインアップと価格は、フルレンジの「BA」ドライバユニットを1基搭載した「XBA-1SL」が7455円、ウーファーの「BA」2基を搭載した「XBA-2SL」が1万8375円、フルレンジとウーファー、トゥイーターの「BA」3基を搭載した「XBA-3SL」が2万4675円、フルレンジ、ウーファー、トゥイーター、スーパーウーファーの「BA」4基を搭載した「XBA-4SL」が3万975円。
それぞれ、キャリングポーチ、コード長アジャスタ、延長コード(0.9m)、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)×2、ノイズアイソレーションイヤーピース(S/M/L)×2が付属する。
また、ハンズフリー通話やiPhone/iPod対応のリモコン付きタイプでは、「BA」1基の「XBA-1IP」が8715円、「BA」2基の「XBA-2IP」が1万9635円、「BA」3基の「XBA-3IP」が2万5935円、「BA」4基の「XBA-4IP」が3万2235円。
それぞれ、キャリングポーチ、コード長アジャスタ、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)×2、ノイズアイソレーションイヤーピース(S/M/L)×2、クリップが付属する。
コントロールボックスを省いたノイズキャンセリングタイプ「XBA-NC85D」
さらに、フルレンジの「BA」ドライバユニットを1基搭載した機能特化型の3モデルを用意した。電池収納部などをハウジング内に集約することで、世界で初めてコントロールボックスを省いたノイズキャンセリングタイプ「XBA-NC85D」は4万3050円。キャリングケース、航空機用プラグアダプタ、コード長アジャスタ、専用USB充電器、ノイズアイソレーションイヤーピース(S/M/L)×2、クリップが付属する。
「XBA-BT75」には充電式電池内蔵型のキャリングケースが付属
ハンズフリー通話に対応するBluetoothのワイヤレスステレオヘッドセット「XBA-BT75」は2万4675円。電池持続時間は最大3.5時間で、最大約2.5回分のフル充電ができる充電式電池内蔵型のキャリングケースのほか、USBケーブル、キャリングポーチ、ハイブリッドイヤーピース(S/M/L)×2が付属する。
水洗いができるスポーツタイプ「XBA-S65」
汗や水しぶきに強く、水洗いができるスポーツタイプ「XBA-S65」は8715円で、カラーはブラックとホワイトの2色。キャリングポーチ、アタッチメント式のコード長アジャスタ、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)×2、クリップが付属する。
発売日は、ワイヤレスステレオヘッドセット「XBA-BT75」のみ11月21日で、そのほかのモデルは11月10日。
ソニーマーケティングの磯村英男メディア・バッテリー&パーソナルエンタテインメントマーケティング部統括部長は、「スマートフォンで音楽を聴くユーザーは6割近くに達している。このうち29.2%が5000円以上のヘッドホンを所有している。所有しているスマートフォン本体の価格が上がると、ヘッドホンなどの周辺機器にかける金額が上昇する傾向がある」との分析結果を述べ、中・高級クラスに位置付ける今回の「BA」搭載モデルの販売拡大に自信を示した。新製品のキャッチとして、「毎日を、いい音につけ替えよう」を打ち出して、「『BA』搭載のヘッドホンに変えることで、音質が向上することを体感できるように、プロモーション活動に力を入れていく」という。
ソニーマーケティングの磯村英男メディア・バッテリー&パーソナルエンタテインメントマーケティング部統括部長
さらに、磯村統括部長は、「ソニーのヘッドホンの歴史51年目となる今年は、「BA」搭載モデルを中心にラインアップを拡充し、より多くのユーザーニーズに応えていく」と、意欲を示した。