アドビ、10周年を迎えた写真編集ソフト最新版「Photoshop Elements 10」など
アドビ システムズは、写真編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 10 日本語版」とビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Elements 10 日本語版」、両ソフトをセットにした「Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements 10 日本語版」を10月14日に発売する。
2011年で10周年を迎える「Adobe Elements」製品の新バージョン。コンパクトデジタルカメラやスマートフォンなど、さまざまな機器で写真やビデオを撮影するファミリー層をターゲットに、機能強化を図った。
写真の整理機能「ELEMENTS ORGANIZER」は、検索機能の強化や、Facebook、Flickr、Youtube、Photoshop.comなどのSNSやオンラインサービスとの連動を図り、よりスマートに写真・ビデオを管理できるようにした。オブジェクト検索によって、建物や花、ペットなど、写真内のオブジェクトを自動的に見つけることができる。また、Facebookユーザーは、Facebookの友達リストと連動させて「ELEMENTS ORGANIZER」内の写真にタグ付けを行い、Facebookへ直接共有することも簡単にできる。
デジタルイメージングの業界標準の「Adobe Photoshop」と同じエンジンを採用する写真編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 10」は、新機能として、「切り抜き」のオプションに、三分割法・グリッド・黄金比を追加。簡単に整った形で切り抜くことができる。従来から搭載している「ガイド付き編集機能」には、新たにオートン効果・被写界深度効果・写真のスタック効果を追加。説明に従ってボタンを押したり、スライダでパラメータを調整したりするだけで、高度な編集を簡単に行うことができる。指定したエリアに対してさまざまなエフェクトを適用する機能「スマートブラシ」のパターン(計100)や、新しい3種類のテキストツールの追加なども行った。
ビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Elements 10」は、新たにWindow 7 64ビット版をネイティブサポート(Editorのみ)。さらに新機能として、パン&ズーム、カラー補正、AVCHD 形式での書き出し機能を追加した。写真同様、簡単にビデオを編集・加工し、ウェブに公開したり、BD(ブルーレイディスク)/DVDを作成したりできる。「Facebookでのムービーの共有」を選ぶと、Facebookにビデオをアップロードするために、H.264ビデオ形式に自動で変換する。
Windows 7/Vista/XP(Service Pack 3)の日本語版に対応するWindows版、Mac OS X 10.5.8~10.7 日本語版に対応するMac OS版それぞれに、通常版、乗換え・アップグレード版を用意する。さらに、バンドル版「Adobe Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements 10 」は、学生・教職員個人版を用意する。
通常版と乗換え・アップグレード版は、パッケージ販売に加え、ダウンロード販売も行う。パッケージ版のアドビストア価格は、「Photoshop Elements 10」「Premiere Elements 10」の通常版が1万4490円、乗換え・アップグレード版が1万290円、「Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements 10」の通常版が2万790円、乗換え・アップグレード版が1万5540円、学生・教職員個人版が1万290円。
直販サイトの「アドビストア」では、10月13日まで、送料無料と抽選で500人にアドビストア特製グッズをプレゼントする「先行予約キャンペーン」を実施する。また、年賀状やプロフィール写真などに活用できる無料テンプレートの提供をはじめ、作品の作り方をわかりやすく解説する特設サイト「アトリエ10」をプレオープンし、発売日の10月14日に本オープンする予定。また9月下旬には、無償体験版のダウンロード提供を開始する。
「Adobe Elements」製品は今年で10周年、Facebookタグ付けもOKに
2011年で10周年を迎える「Adobe Elements」製品の新バージョン。コンパクトデジタルカメラやスマートフォンなど、さまざまな機器で写真やビデオを撮影するファミリー層をターゲットに、機能強化を図った。
左から、Adobe Photoshop Elements 10 日本語版、Adobe Premiere Elements 10 日本語版(通常版)
写真の整理機能「ELEMENTS ORGANIZER」は、検索機能の強化や、Facebook、Flickr、Youtube、Photoshop.comなどのSNSやオンラインサービスとの連動を図り、よりスマートに写真・ビデオを管理できるようにした。オブジェクト検索によって、建物や花、ペットなど、写真内のオブジェクトを自動的に見つけることができる。また、Facebookユーザーは、Facebookの友達リストと連動させて「ELEMENTS ORGANIZER」内の写真にタグ付けを行い、Facebookへ直接共有することも簡単にできる。
簡単にパワフルに写真を編集できる「Photoshop Elements 10」
デジタルイメージングの業界標準の「Adobe Photoshop」と同じエンジンを採用する写真編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 10」は、新機能として、「切り抜き」のオプションに、三分割法・グリッド・黄金比を追加。簡単に整った形で切り抜くことができる。従来から搭載している「ガイド付き編集機能」には、新たにオートン効果・被写界深度効果・写真のスタック効果を追加。説明に従ってボタンを押したり、スライダでパラメータを調整したりするだけで、高度な編集を簡単に行うことができる。指定したエリアに対してさまざまなエフェクトを適用する機能「スマートブラシ」のパターン(計100)や、新しい3種類のテキストツールの追加なども行った。
検索機能の強化として、多数の写真の中からシーン全体を検索するのではなく、色と形に基づき写っている被写体を検索する「オブジェクト検索」(左)、「重複する写真の検索」(右)を追加した
「切り抜き」の適用前(左)と後(右)
写真のこだわりをビデオでも実現した「Premiere Elements 10」
ビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Elements 10」は、新たにWindow 7 64ビット版をネイティブサポート(Editorのみ)。さらに新機能として、パン&ズーム、カラー補正、AVCHD 形式での書き出し機能を追加した。写真同様、簡単にビデオを編集・加工し、ウェブに公開したり、BD(ブルーレイディスク)/DVDを作成したりできる。「Facebookでのムービーの共有」を選ぶと、Facebookにビデオをアップロードするために、H.264ビデオ形式に自動で変換する。
Windows 7/Vista/XP(Service Pack 3)の日本語版に対応するWindows版、Mac OS X 10.5.8~10.7 日本語版に対応するMac OS版それぞれに、通常版、乗換え・アップグレード版を用意する。さらに、バンドル版「Adobe Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements 10 」は、学生・教職員個人版を用意する。
Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements 10 日本語版(左から通常版、乗換え・アップグレード版)
通常版と乗換え・アップグレード版は、パッケージ販売に加え、ダウンロード販売も行う。パッケージ版のアドビストア価格は、「Photoshop Elements 10」「Premiere Elements 10」の通常版が1万4490円、乗換え・アップグレード版が1万290円、「Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements 10」の通常版が2万790円、乗換え・アップグレード版が1万5540円、学生・教職員個人版が1万290円。
直販サイトの「アドビストア」では、10月13日まで、送料無料と抽選で500人にアドビストア特製グッズをプレゼントする「先行予約キャンペーン」を実施する。また、年賀状やプロフィール写真などに活用できる無料テンプレートの提供をはじめ、作品の作り方をわかりやすく解説する特設サイト「アトリエ10」をプレオープンし、発売日の10月14日に本オープンする予定。また9月下旬には、無償体験版のダウンロード提供を開始する。