SCEJ、次世代携帯ゲーム機「PS Vita」を12月17日に発売、3G/Wi-Fiモデルで2万9980円

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2011/09/15 11:19

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、次世代携帯型エンタテインメントシステム「PlayStation Vita(PS Vita)」を、12月17日に発売する。同時に、26本の対応ソフトも発売する予定。10月15日から予約を受け付ける。

9月14日にオープンした「PlayStation Vita」のサイトのトップページ

 「PS Vita」は、前面にマルチタッチに対応した5インチの有機ELディスプレイ、背面にマルチタッチパッドを搭載した携帯型ゲーム機。カメラやGPS(3G/Wi-Fiモデル)、ステレオスピーカーなども搭載する。また、Facebook、foursquare、Skype、Twitterなどの専用アプリを無料で提供し、ゲーム以外の用途にも活用できる。

 価格は、3G通信機能を備えた「PlayStation Vita 3G/Wi-Fiモデル クリスタル・ブラック 初回限定版(PCH-1100 AA01)」、初回限定版の出荷が完了次第、出荷を開始する「PlayStation Vita 3G/Wi-Fiモデル クリスタル・ブラック 限定版(PCH-1100 AB01)」が2万9980円、3G通信機能のない「PlayStation Vita Wi-Fiモデル クリスタル・ブラック(PCH-1000 ZA01)」が2万4980円。 

PlayStation Vita(3G/Wi-Fiモデル)

 3G/Wi-Fiモデルは、12月17日からNTTドコモが新たに提供する「データ通信専用プリペイドプラン」(プリペイドデータプラン 100h/プリペイドデータプラン 20h)と、現在提供中の「定額データプラン」などを利用して、3Gデータ通信ができる。キャンペーンとして、3G/Wi-Fiモデルの初回限定版には、「プリペイドデータプラン 100h」の初回分の利用料金と契約事務手数料(2100円)を含んだドコモUIMカード、限定版には「プリペイドデータプラン 20h」の初回分の利用料金と契約事務手数料を含んだドコモUIMカードが付属する。

 ドコモの「データ通信専用プリペイドプラン」は、パケット通信量ではなく、通信時間でカウントする方式。プランごとに利用期間があり、利用時間が余っていても、一定期間が過ぎると利用できなくなる。当初の対応端末はPS Vitaの3G/Wi-Fiモデルのみ。

 料金は、通信利用期間180日間、通信利用可能時間103時間の「プリペイドデータプラン 100h」が4980円、通信利用期間30日間、通信利用可能時間20時間の「プリペイドデータプラン 20h」が980円。通信速度は受信時最大128Kbps/送信時最大64Kbpsだが、「プリペイドデータプラン 100h」の通信利用可能時間103時間のうち3時間は、より高速の「FOMAハイスピード」の受信時最大14Mbps/送信時最大5.7Mbpsの速度で利用できる。プランの更新は、通信利用期間内または更新猶予期間内(14日間)に専用ウェブサイトで行う。更新期間内に更新手続きを行わないと、自動的に解約になる。