カシオ、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-ZR15」、ハイスピード技術が進化

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2011/09/14 18:14

 カシオ計算機は、独自のハイスピード技術による背景ぼかしや超広角撮影など、多彩な撮影機能を備えるコンパクトデジタルカメラ「EXLIM EX-ZR15」を9月22日に発売する。

EX-ZR15

 有効画素数1610万画素のCMOSセンサ、35mmフィルム換算で約28~196mmの光学7倍ズームレンズを搭載。複数の画像情報を合成する「マルチフレーム超解像技術」によって、画質の劣化を抑えながら最大14倍までのズーム撮影ができる。

 マルチCPUと二つの画像処理回路、リコンフィギュラブルプロセッサを搭載した画像処理エンジン「EXILIM ENGINE HS」で、高速撮影と高速・高精度な画像解析・処理を実現。0.99秒の高速起動や0.13秒の高速オートフォーカス、最短0.29秒の撮影間隔、約1.8秒のシャットダウンなど、各種操作をスピーディに、ストレスなく撮影できる。

 露出の異なる連写画像を1枚に合成し、階調豊かな写真を撮影できるHDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載。被写体ブレ抑制機能によって、連写中に被写体ブレが発生してもブレの少ない美しいHDR画像が撮影できる。

 HDR画像に、局所的にコントラストや彩度の強弱をつけることで芸術的な写真をつくり出すカシオ独自の「HDRアート」機能を搭載。アート効果は3段階で調整でき、ムービー撮影でも使用できる。

 高速連写技術を利用することで背景をぼかして被写体を浮き立たせる「背景ぼかし」や、カメラを動かしながら撮影した画像を合成して35mmフィルム換算で17/21mm相当の超広角画像をつくる「ワイドショット」、カメラを動かすだけで自然なパノラマ撮影ができる「スライドパノラマ」などの撮影機能を備える。

 対応メディアは、SD/SDHC/SDXCカード。サイズは幅101.9×高さ58.7×厚さ27.4mmで、重さは約176g。カラーは、ゴールド、ブラック、レッド、ホワイトの4色で、ゴールドは9月22日に、ブラック、レッド、ホワイトは10月7日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。