ソニーは、OSにAndroid 2.3を搭載した携帯オーディオプレーヤー「ウォークマン Z1000シリーズ」3機種を12月10日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は、メモリ容量64GB「NW-Z1070」が4万3000円前後、32GB「NW-Z1060」が3万3000円前後、16GB「NW-Z1050」が2万8000円前後の見込み。

　4.3インチの大画面タッチパネル液晶を備え、デュアルコアCPUのNVIDIA Tegra 2モバイルプロセッサー（1GHz）、Android 2.3を搭載したスマートフォンのようなフォルムの携帯オーディオ。フルデジタルアンプ「S-Master MX」や内蔵スピーカーの音量を増強する新機能「xLOUD」、周囲の騒音を約98.0％カットする「デジタルノイズキャンセリング機能」などを搭載し、高音質な音楽再生に加え、Androidアプリが利用できる。通信方法は無線LAN。ウェブブラウザ、メール、カレンダー、時計、音声レコーダー、電卓、GPS機能、FMラジオや、「Android マーケット」からアプリをダウンロードして楽しめる。 

　HDMI端子からケーブル一本でテレビに写真の出力ができるほか、DLNA対応機器と接続できる。また、Bluetoothでヘッドホンなどをワイヤレス接続することが可能。カメラ、ワンセグ、おサイフケータイ機能は非搭載で、また、ポッドキャスト、ダイレクトエンコーディング機能、カラオケモード/語学学習機能などの機能は利用できない。「歌詞ピタ」や「ちょい聴きmora」には対応する。

　液晶の解像度は800×480画素。バッテリ駆動時間は、音楽再生時で約20時間、動画再生時で約5時間。本体カラーは、ブラック、レッド。本体サイズは幅70.9×高さ134.4×奥行き11.1mm、重さは約156g。対応OSは、Windows 7/Vista/XP。 


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