ソニー、「α」シリーズ新製品を一挙4機種発表、ミラーレス一眼「NEX-5N」「NEX-7」と一眼レフ「α77」「α65」
ソニーは、8月24日、Eマウントのミラーレスデジタル一眼「NEX-5N」「NEX-7」、Aマウントのデジタル一眼レフ「α77」など、「α」シリーズの新製品を発表した。発表会には、イメージキャラクターの北川景子さんと浅野忠信さんが登場し、トークショーも行われた。
発表会で、高木一郎業務執行役員SVPパーソナルイメージング&サウンド事業本部長は、「デジタルカメラ市場は、まだまだこれから伸びる余地がある。ソニーは、デバイスを内製していることを強みに、これまでできなかった撮影ができるような特徴ある商品を投入していく。“カメラはソニー”といってもらえるような写真体験を提供していく」と、自信を示した。また、ミラーレス一眼については、「コンパクトデジカメのもう一段上の新しい画像が表現ができる。使い方や楽しみ方を提案して、市場を大きくしていきたい」と、特徴をアピールした。
「NEX-5N」「NEX-7」は、APS-Cサイズの「Exmor(エクスモア)APS HD CMOSセンサー」を搭載したミラーレス一眼。「NEX-5N」は、最薄部が23.3mm、重さ210gと、従来機「NEX-5」からさらに小型軽量化を図った。約0.02秒の世界最短のレリーズタイムラグを実現し、APS-Cサイズのセンサと画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」などによって、有効1610万画素の一眼画質で静止画、動画を美しく表現する。
「NEX-5N」は、「α」として初めてタッチ操作に対応。自分好みの表現を手軽に設定できるユーザーインターフェース「マイフォトスタイル・タッチ」や、静止画で特殊効果が楽しめる「ピクチャーエフェクト」などが直感的に操作できる。実勢価格は、ボディ単体が7万5000円前後、「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」が付属するズームレンズキット「NEX-5N ズームレンズキット(NEX-5NK)」が8万5000円前後の見込み。カラーは、ボディ本体のみがブラック、レンズキットはシルバー、ホワイトを加えた3色。9月9日に発売する。
「NEX」シリーズの上位モデル「NEX-7」は、有効約2430万画素、XGAの有機ELを採用した電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を、APS-Cフォーマットのレンズ交換式カメラとして世界で初めて搭載。高コントラスト、すばやい応答性、約100%の視野率などを実現した。液晶のタッチパネル操作には対応しておらず、設定したい項目のパラメータをすばやく調整できる「Tri-Dial Navi」で操作する。実勢価格は、ボディ単体が13万円前後、「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS/専用ブラックモデル」が付属する「NEX-7 ズームレンズキット(NEX-7K)」が14万5000円前後の見込み。カラーはブラック。11月11日に発売する。
Aマウント用アダプタ「LA-EA2」には、独自のミラーボックスを採用することで、常にAFセンサとイメージセンサに同時に光を当てることができる技術「Translucent Mirror Technology(トランスルーセントミラー・テクノロジー)」を搭載。「NEX」にAマウントレンズを装着して、高速・高精度の位相差AFを実現する。
Aマウントの一眼レフは、ミドルレンジに位置付ける「α77」と、「α55」の上位モデルとなるエントリーハイ「α65」を発売する。ともに有効約2430万画素で、「Exmor APS HD CMOSセンサー」、画像処理エンジン「BIONZ」を搭載。高画素化によって大容量化する情報を落とすことなく高速で処理し、世界最速秒間12コマの高速連写などを実現した。また、メカニカルシャッターの動きをイメージセンサ内部で電子的に再現して高速動作を実現する電子先幕シャッターを採用。「Translucent Mirror Technology」と組み合わせることで、シャッターボタンを押してから露光を開始するまでの時間差をプロ用機に迫る約0.05秒にまで短縮した。「α77」は、防塵防滴対応。
本体サイズは、「α77」が幅142.6×高さ104.0×奥行き80.9mm、重さ約732g。「α65」は幅132.1×高さ97.5×奥行き80.7mm、重さ約622g。実勢価格は「α77」のボディが15万円前後、「DT16-50mm F2.8 SSM」が付属するズームレンズキット「SLT-A77VQ」が21万円前後の見込み。「α65」のボディは、9万5000円前後、「DT18-55mm F3.5-5.6 SAM」が付属するズームレンズキット「SLT-A65VK」が10万円前後の見込み。発売日は10月14日。
発表会に登場したイメージキャラクターの北川景子さんは、「さらにコンパクトになって持ち歩きに便利。女性でも気軽に使えるので、一眼には腰が引けてしまうという人にも挑戦してほしい」と、「NEX」をアピール。また、浅野忠信さんは、「NEX-7」で記者席を撮影しながら、北川さんや浅野さんにカメラを向ける記者に、「他社のカメラを手にしている方々も多いですが、次は、αで撮っていただきたいですね」と語り、会場を和ませた。
北川景子さんと浅野忠信さんが登場。中央は、高木一郎業務執行役員SVPパーソナルイメージング&サウンド事業本部長
小型軽量化を図った「NEX」
発表会で、高木一郎業務執行役員SVPパーソナルイメージング&サウンド事業本部長は、「デジタルカメラ市場は、まだまだこれから伸びる余地がある。ソニーは、デバイスを内製していることを強みに、これまでできなかった撮影ができるような特徴ある商品を投入していく。“カメラはソニー”といってもらえるような写真体験を提供していく」と、自信を示した。また、ミラーレス一眼については、「コンパクトデジカメのもう一段上の新しい画像が表現ができる。使い方や楽しみ方を提案して、市場を大きくしていきたい」と、特徴をアピールした。
レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α」シリーズ新製品
「NEX-5N」「NEX-7」は、APS-Cサイズの「Exmor(エクスモア)APS HD CMOSセンサー」を搭載したミラーレス一眼。「NEX-5N」は、最薄部が23.3mm、重さ210gと、従来機「NEX-5」からさらに小型軽量化を図った。約0.02秒の世界最短のレリーズタイムラグを実現し、APS-Cサイズのセンサと画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」などによって、有効1610万画素の一眼画質で静止画、動画を美しく表現する。
「NEX-5N」は、「α」として初めてタッチ操作に対応。自分好みの表現を手軽に設定できるユーザーインターフェース「マイフォトスタイル・タッチ」や、静止画で特殊効果が楽しめる「ピクチャーエフェクト」などが直感的に操作できる。実勢価格は、ボディ単体が7万5000円前後、「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」が付属するズームレンズキット「NEX-5N ズームレンズキット(NEX-5NK)」が8万5000円前後の見込み。カラーは、ボディ本体のみがブラック、レンズキットはシルバー、ホワイトを加えた3色。9月9日に発売する。
NEX-5N
「NEX」シリーズの上位モデル「NEX-7」は、有効約2430万画素、XGAの有機ELを採用した電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を、APS-Cフォーマットのレンズ交換式カメラとして世界で初めて搭載。高コントラスト、すばやい応答性、約100%の視野率などを実現した。液晶のタッチパネル操作には対応しておらず、設定したい項目のパラメータをすばやく調整できる「Tri-Dial Navi」で操作する。実勢価格は、ボディ単体が13万円前後、「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS/専用ブラックモデル」が付属する「NEX-7 ズームレンズキット(NEX-7K)」が14万5000円前後の見込み。カラーはブラック。11月11日に発売する。
NEX-7
Aマウント用アダプタ「LA-EA2」には、独自のミラーボックスを採用することで、常にAFセンサとイメージセンサに同時に光を当てることができる技術「Translucent Mirror Technology(トランスルーセントミラー・テクノロジー)」を搭載。「NEX」にAマウントレンズを装着して、高速・高精度の位相差AFを実現する。
ミドルレンジ「α77」とエントリーハイ「α65」でラインアップ拡充
Aマウントの一眼レフは、ミドルレンジに位置付ける「α77」と、「α55」の上位モデルとなるエントリーハイ「α65」を発売する。ともに有効約2430万画素で、「Exmor APS HD CMOSセンサー」、画像処理エンジン「BIONZ」を搭載。高画素化によって大容量化する情報を落とすことなく高速で処理し、世界最速秒間12コマの高速連写などを実現した。また、メカニカルシャッターの動きをイメージセンサ内部で電子的に再現して高速動作を実現する電子先幕シャッターを採用。「Translucent Mirror Technology」と組み合わせることで、シャッターボタンを押してから露光を開始するまでの時間差をプロ用機に迫る約0.05秒にまで短縮した。「α77」は、防塵防滴対応。
左から「α77」「α65」
本体サイズは、「α77」が幅142.6×高さ104.0×奥行き80.9mm、重さ約732g。「α65」は幅132.1×高さ97.5×奥行き80.7mm、重さ約622g。実勢価格は「α77」のボディが15万円前後、「DT16-50mm F2.8 SSM」が付属するズームレンズキット「SLT-A77VQ」が21万円前後の見込み。「α65」のボディは、9万5000円前後、「DT18-55mm F3.5-5.6 SAM」が付属するズームレンズキット「SLT-A65VK」が10万円前後の見込み。発売日は10月14日。
発表会に登場したイメージキャラクターの北川景子さんは、「さらにコンパクトになって持ち歩きに便利。女性でも気軽に使えるので、一眼には腰が引けてしまうという人にも挑戦してほしい」と、「NEX」をアピール。また、浅野忠信さんは、「NEX-7」で記者席を撮影しながら、北川さんや浅野さんにカメラを向ける記者に、「他社のカメラを手にしている方々も多いですが、次は、αで撮っていただきたいですね」と語り、会場を和ませた。