ニコンは、光学7.1倍ズームレンズや3.0型チルト式液晶モニタを搭載した高級コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P7100」を9月22日に発売する。カラーはブラック。価格はオープンで、実勢価格は6万円前後の見込み。

　デジタル一眼レフカメラとレンズの技術を結集し、従来モデル「COOLPIX P7000」より画質と機動力を強化して作画の楽しみをプラスした「COOLPIX」シリーズの最上位機種。有効1010万画素の大型1/1.7型原色CCDセンサ、35mm判換算で広角28mmから望遠200mm相当までカバーする光学7.1倍ズームのNIKKORレンズを搭載し、画像処理スピードの高速化による低ノイズ処理の強化と鮮鋭感のある画質を実現した。起動時間、AF時間や撮影タイムラグなどを改善し、レスポンスを速めている。

　モニタは、幅広い撮影アングルに対応するチルト式液晶モニタを採用。手ブレ補正（VR）機能、ベストフェイス機能などのほか、メカニカル制御の露光間ズーム、露光間デフォーカス、新規のクロスプロセスなど、多彩な映像表現を楽しめるスペシャルエフェクトを搭載する。別売のワイドコンバータやスピードライトなどのアクセサリを装着することで、さらに撮影の自由度が広がる。サイズは幅116.3×高さ76.9×奥行き48.0mm、重さは約395g。