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ヤマハ、バータイプのフロントサラウンドシステム「YAS-101」とホームシアターパッケージ「YHT-S401」「YHT-S351」

ニュース

2011/08/17 20:06

 ヤマハは、薄型テレビの音をより豊かにするシンプルなフロントサラウンドシステム「YAS-101」を9月中旬に、手軽にサラウンドが楽しめるホームシアターパッケージ「YHT-S401」「YHT-S351」を9月上旬に発売する。価格はいずれもオープンで、実勢価格は「YAS-101」が2万6000円前後、「YHT-S401」が5万5000円前後、「YHT-S351」が5万円前後の見込み。

YAS-101

 フロントサラウンドシステム「YAS-101」は、バータイプのボディに左右メインスピーカーとアンプ、サブウーファーを搭載。メインスピーカーは真円形のユニットで、サブウーファーには大型マグネットと大口径ボイスコイルを採用するとともに、高効率のバスレフ共振ダクトを備えた。バーチャルサラウンド技術「AIR SURROUND XTREME」によって、テレビの前に置いて光ケーブル1本で接続するだけで、テレビの左右や後方にもスピーカーを設置したかのようなバーチャル7.1chサラウンド環境をつくりだす。

 さらに、独自開発の「クリアボイス」機能によって、セリフやナレーションなどの音声と、背景音を自動的に判別して、人間の声や音量を効果的にアップ。また、番組からCMに切り替わったときなどの音量差を自動補正する「ユニボリューム」を備える。

 テレビのリモコン受光部が「YAS-101」で隠れてしまっても、テレビリモコンの信号をテレビに転送する「IRフラッシャー」を内蔵。また、テレビリモコン一つで、テレビと「YAS-101」の電源オン/オフや音量調節の操作ができる学習機能を備える。サイズは幅890.0×高さ107.0×奥行き120.5mm(スタンド、ブラケット含む)で、重さは4.2kg。

YHT-S401、YHT-S351

 ホームシアターパッケージ「YHT-S401」「YHT-S351」は、センターユニットとフロントスピーカーで構成。センターユニットはサブウーファーとAVアンプを一体化しており、縦置きに対応しているので、スペースに応じたレイアウトができる。

 「YHT-S401」のスピーカー部は、センタースピーカーを含む3チャンネルのバータイプ。左右のスピーカーは真円形のユニットと大口径のボイスコイルを、センタースピーカーは楕円形のユニットを採用する。「YHT-S351」のスピーカー部は左右セパレートタイプで、大型マグネットを採用したダブルウーファーと、高域レスポンスのよいバランスドームツィーターを搭載する。

 バーチャルサラウンド技術「AIR SURROUND XTREME」や、3D映像伝送とケーブル1本でテレビ音声を出力するオーディオリターンチャンネルに対応するHDMI端子を3基搭載。大手メーカーのテレビやレコーダーとのリンク機能に対応し、テレビリモコンで「YHT-S401」や「YHT-S351」の基本操作ができる。また「YAS-101」同様、「クリアボイス」や「ユニボリューム」を搭載する。

 「TV PROGRAM」「MOVIE」「MUSIC」「SPORTS」「GAME」「STANDARD」の6種類のサラウンドモードを搭載。電子番組表のジャンルコードに合わせて自動でサラウンドモードを設定する「おまかせサラウンド」機能を備える。

 センターユニット前面には、iPodやiPhoneをダイレクトに接続できるUSB端子を搭載しており、iPod/iPhoneの音楽を再生したり、iPod/iPhoneを操作したりすることができる。対応機種は、iPod classic/iPod nano(第3~6世代)/iPod touch/iPhone/iPhone 3G/iPhone 3GS/iPhone 4。

 「YHT-S401」「YHT-S351」のセンターユニットのサイズは、ともに横置きの場合が幅435.0×高さ135.0×奥行き361.0mm、縦置きの場合が幅145.5×高さ443.5×奥行き361.0mmで、重さは7.9kg。