ナナオは、独自の超解像技術「Smart Resolution（スマート・レゾリューション）」を搭載したフルHD対応23.0型液晶ディスプレイ「EIZO FORIS FS2332」を、7月15日に発売する。価格はオープンで、EIZOダイレクト販売価格は3万9800円。

　エンタテインメント向け液晶ディスプレイ「FORISブランド」のエントリーモデル「FORIS FS2331」の後継機種。原画像をリアルタイムに解析し、表示するコンテンツに応じて適切に解像感補正を行う独自の超解像技術「Smart Resolution」を搭載し、動画と静止画をクリアで自然に再現する。効果の強弱は、付属のリモコンで5段階に調整できる。

　液晶パネルは、光の反射や映り込みが目立たず、目が疲れにくいノングレアタイプで、広視野角のIPSパネルを採用。解像度は1920×1080。LEDバックライトを採用し、CCFLバックライトの前モデルに比べ、最大消費電力を25％削減した。カラーマッチングツール「EIZO EasyPIX」に対応する。

　インターフェースとして、デジタル信号に対応するDVI-D 24ピン、アナログ信号に対応するD-Sub 15ピンに加え、HDMI入力端子2系統を搭載する。スタンド部を含むサイズは幅549×高さ403×奥行き212mm、重さは約6.2kg。カラーはブラックで、好みに合わせてカスタマイズできる3色のカラーシートが付属する。