HOYA、「PENTAX Q」専用交換レンズ、魚眼やトイカメラ風など「ユニークレンズ」も

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2011/06/24 20:44

 HOYAのPENTAX イメージング・システム事業部は、6月23日、新開発の「Qマウント」システムを採用したレンズ交換式デジタル一眼カメラ「PENTAX Q」専用の超小型軽量交換レンズ5機種を近日中に発売すると発表した。

「PENTAX Q」専用の超小型軽量交換レンズ5機種

 ラインアップは、描写性能を重視した高性能レンズ「PENTAX-01 STANDARD PRIME」「PENTAX-02 STANDARD ZOOM」と、コストパフォーマンスにすぐれ、レンズ交換のおもしろさを手軽に味わえるユニークレンズシリーズ「PENTAX-03 FISH-EYE」「PENTAX-04 TOY LENS WIDE」「PENTAX-05 TOY LENS TELEPHOTO」の計5機種。このうち、35ミリ判換算で焦点距離47mm相当の画角が得られる標準単焦点レンズの「01 STANDARD PRIME」は、「PENTAX Q」本体とのセット販売のみとなる。

 高性能レンズシリーズの「02 STANDARD ZOOM」は、35ミリ判換算で焦点距離27.5mmから83.0mm相当の画角が得られる標準ズームレンズ。広角から中望遠域をカバーし、ズーム全域で最短30cmの近接撮影もできる。レンズ単体での販売に加え、「PENTAX Q ダブルレンズキット」にも付属する。

 ユニークレンズシリーズの3機種は、ピント合わせは手動、F値固定、レンズシャッター非搭載、プラスチック製レンズマウントなど、小型・軽量化を追求するとともに、一般的な交換レンズに比べ、買いやすい価格設定とした。

 「03 FISH-EYE」は、手軽に魚眼レンズ効果を楽しめる単焦点魚眼レンズ。「04 TOY LENS WIDE」は、35ミリ判換算で焦点距離35mm相当の画角が得られる広角単焦点レンズ、「05 TOY LENS TELEPHOTO」は、35ミリ判換算で焦点距離100mm相当の画角が得られる望遠単焦点レンズで、どちらもトイカメラで撮影したような柔らかな味わいの描写を楽しめる。

 価格はすべてオープン。実勢価格は、「02 STANDARD ZOOM」が2万円台半ば、「03 FISH-EYE」が1万円程度、「04 TOY LENS WIDE」「05 TOY LENS TELEPHOTO」が6000円前後の見込み。