主婦の友社は、地震前後の対策をまとめた『最新地震対策ブック』と、災害時に役立つ1台7役の手回し充電ライトをセットにした『1台7役手回し充電ライト 携帯レスキュー そなえ君』を、7月16日に発売する。価格は2990円。売り上げの一部は、東日本大震災の被災者への義援金として寄付する。

　手回し充電ライト「そなえ君」は、手動ダイナモによる携帯充電機能（iPhoneやMicroUSBコネクタを使う各種スマートフォン、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話に対応）、AMラジオ、FMワイドバンドラジオ、3灯LEDライト、救急車レベルの110dbのサイレン、赤色LED点滅、PCから充電できるUSB充電の「7役」の機能を備える。

　軽量・コンパクトで持ち運びしやすく、スイッチやダイヤル式ラジオは暗闇でも操作しやすい。ストラップ部分にラジオのアンテナを収納し、本体は国際救難カラーのオレンジ色で、暗闇でもよく目立つ。

　手動ダイナモによる充電は、バッテリ残量ゼロの状態から1分間120回の手回し充電を3分間行った場合、ラジオは約5分、LEDライトは約20分、サイレンは約30秒、携帯電話の通話は約30秒、携帯電話の待ち受けは約10分使用できる。

　『最新地震対策ブック』は、東京・銀座の青木クリニックの青木正美院長が、「女医が教えるインテリジェンス地震対策」として地震の前と震災への心構えを解説。

　また、場所別の1秒間で最初に判断すべきことや、なすべきことを考えた「その1秒が命の分かれ目…場所別『揺れた瞬間』に何をするか」、災害用伝言ダイヤル「171」の活用法と災害時に役立つスマートフォンアプリを紹介する「家族と連絡！防災ダイヤル活用法」などを掲載している。