ゼンリン、サイクリングロードのデータを提供、第一弾はソニーのポータブルナビ

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2011/05/27 19:30

 ゼンリンは、サイクリングロードのデータ提供を開始する。第一弾として、ソニーのポータブルナビゲーションシステム「nav-u(ナブ・ユー) NV-U37」にデータを提供する。

サイクリングロードのデータ利用例(ソニーのポータブルナビ「NV-U37」での画面イメージ)

 提供するデータは、国土交通省が定める大規模自転車道9路線(江戸川自転車道、瀬戸内海横断自転車道、多摩湖自転車道、浜名湖周遊自転車道、境川自転車道、荒川自転車道、びわ湖レイクサイド自転車道、メイプル耶馬サイクリングロード、北大阪サイクルライン)に、その他2路線(多摩川サイクリングロード、花見川サイクリングロード)を加えた11路線、総延長約470kmのルート探索用データ・検索データ。

 このデータを収録したソニーのポータブルナビ「NV-U37」では、自転車ルートを優先したルート探索やサイクリングロードの検索ができる。

 2012年度には、大規模自転車道にその他2路線を加えた約130路線、総延長約4000kmのルート探索用データやサイクリングターミナル、休憩ポイントなどのサイクリング関連施設の検索データを収集・提供する予定。

 「NV-U37」は、3.5V型液晶と8GBのメモリを搭載し、1台で自動車、自転車、徒歩、アウトドアに使える防滴ポータブルナビ。発売日はブラック、ホワイトが6月25日、オレンジが7月9日。価格はオープンで、直販サイト「ソニーストア」での販売価格は3万6800円。