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東芝のPC夏モデル、「dynabook」の節電機能を強化、バッテリ駆動で約5時間視聴できる地デジノートも

ニュース

2011/05/17 13:11

 東芝は、電力需要のピーク時間帯に自動でAC電源からバッテリ駆動に切り替えるピークシフト機能を搭載した「dynabook Qosmio T751」など、PC新製品7機種33モデルを、5月20日から順次発売する。

「dynabook Qosmio T751」のパールホワイト(左)とシャイニーレッド

 これまで企業向けモデルで提供していたピークシフト機能を「dynabook Qosmio T751」「dynabook R731」に搭載するなど、節電機能を強化した。7月下旬に発売するグラスレス3D対応の「dynabook Qosmio 851(3D)」にも搭載する。また、スタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T551/T6C」は、約8時間の長時間駆動に対応。テレビは約5時間の連続視聴ができる。

 新たに、OSログオン前にWi-Fiのアクセスポイントのリストと接続状況を確認する「東芝LANインジケーター」を全機種に搭載。ログオンするまで待たなくてもWi-Fiエリアを確認できるようにすることで、外出先での利便性を高めた。またノートPCは、「N300」を除いて、パネルの開閉で電源が自動でオン/オフになる機能を搭載する。

OSログオン前にWi-Fiのアクセスポイントを確認する「東芝LANインジケーター」

 このほか、グラスレス3DノートPCに続き、ノートPCとして地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2基を備える15.6型ハイスタンダードノートPC「dynabook Qosmio T751」を追加。地デジ3波の2番組同時録画に対応する。

 「dynabook Qosmio」シリーズの主なモデルの実勢価格は、CPUにCore i5-2410M(2.30GHz)を搭載した15.6型ハイスタンダードAVノートPC「T751/T8C」が18万円前後、Core i3-2310M(2.10GHz)搭載の15.6型スタンダードAVノートPC「T551/T6C」が16万円前後の見込み。発売はともに6月上旬。Core i7-2630QM (2GHz)搭載の21.5型液晶一体型AVPC「D711/T9C」は、20万円台半ばの見込み。

「dynabook Qosmio T551」(べルベッティブラック)

 「dynabook」シリーズは、Core i7-2630QM(2GHz)搭載の15.6型ハイスタンダードノートPC「T551/58C」が18万円台半ば、Core i5-2410M(2.30GHz)搭載のスタンダードノートPC「T351/57C」が16万円前後の見込み。発売はともに5月20日。「dynabook T351」シリーズは、OSにWindows 7 Home Premiumの64ビット版か32ビット版のどちらかのOSが選べる「セレクタブルOS」だ。

「dynabook T551」(べルベッティブラック)

 Core i7-2620M vPro(2.70GHz)搭載の13.3型スリムコンパクトノートPC「R731/38C」は20万円前後の見込み。128GBのSSDを採用し、「東芝高速スタート」によって約12秒で起動することができる。発売は5月20日。

左から、「dynabook R731」「N300」(パッションオレンジ、ライムグリーン、カカオブラウン)

 Atom N570(1.66GHz)搭載の10.1型ネットブック「N300/02C」は5万円前後の見込み。発売は5月20日。