NTTドコモは、4月22日、「声」をメッセージとして携帯電話に届けるサービス「声の宅配便」を開始する。申込みや月額利用料は不要。

　「声の宅配便」は、「声の宅配便センター」に音声メッセージを録音し、相手に伝えるサービス。SMSで音声メッセージが届いていることを通知し、相手の携帯電話に着信することはない。メールよりも手軽に、また電話のように相手の都合を気にすることなく、メッセージを送ることができる。

　FOMA音声プランを契約していれば、誰でも利用できる。相手の携帯電話番号の前に「*2020」を付けて発信すると「声の宅配便センター」につながり、1件につき最大15分までの音声メッセージを録音できる。メッセージは500件までで、720時間の保存が可能。また、5件までのメッセージは残しておくこともできる。

　SMSを受け取った相手は、「声の宅配便センター」でメッセージを再生し、その場で返信の音声メッセージを録音することもできる。

　料金は無料だが、メッセージの録音・再生には通話料金が発生する。「ファミ割MAX50」に加入している場合は、同一ファミリー割引グループ内の家族へのメッセージ録音が無料となる。

　4月22日に発売する「らくらくホン ベーシック3」は、発信画面に「声の宅配便ボタン」（ソフトキー）を表示。ワンタッチで「声の宅配便」への発信ができる。4月下旬には、専用のスマートフォンアプリも提供する予定。