オリンパスイメージングは、GPS機能と電子コンパスを搭載した防水・防塵仕様のアウトドア向けコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS Tough TG-810」を、3月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万3000円前後の見込み。

　水深10mの防水性能、砂やホコリに強い防塵性能、高さ2mからの耐落下衝撃性能、マイナス10度の耐低温性能、100kgf耐荷重という強靭なボディに、1400万画素CCD、35mmカメラ換算で広角28mmからの光学5倍ズーム、独自の画像処理エンジン「TruePicIII+」、手ブレ補正機構「DUAL IS」を搭載。水中や雪山などの環境でも安心して撮影できる。

　撮影した場所の位置情報を記録するGPS機能と電子コンパスを、同社のコンパクトデジカメとして初めて搭載。GPS機能をオンにして撮影すると、撮影中のモニタにランドマークを表示し、撮影後はランドマークのほか、国や地域を自動で記録する。電子コンパスの表示画面は、フィールドでの方位確認や、登山での標高計、緯度、経度の確認に使うことができ、電源オフ時に電子コンパスだけ起動することもできる。

　静止画に加え、1280×720ピクセルのハイビジョン動画（MPEG-4 AVC / H.264）の撮影に対応。3D対応テレビやパソコンで楽しめる「3Dフォト」の撮影機能や、水中専用モード、犬や猫の顔を自動で検出するペットモード、撮影時に肌を滑らかに美しく補正するビューティーモードなど、豊富な撮影機能を備える。

　対応メディアは、SDXC/SDHC/SDメモリカードとEye-Fiカード。サイズは幅100.2×高さ64.5×奥行き26.0mm、重さは221g。カラーはシルバーとブラックの2色。