ソニー、最長約8.5時間バッテリ駆動のモバイルPC「VAIO」Sシリーズ

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2011/03/09 14:26

 ソニーは、パソコン「VAIO」の2011年春モデルとして、薄型フルフラットデザインで13.3型ワイド液晶を搭載したモバイルPC「Sシリーズ」を、3月19日に発売する。

VAIO Sシリーズ(ブラック)

 持ち運びに便利な、厚さ約23.9mmのフルフラットのスリムなデザイン。外装にはマグネシウム合金、パームレストにはアルミニウム合金を採用し、高い堅牢性と約1.72-1.76kg(バッテリ装着時)の軽さを実現した。照度センサと連動し、暗い場所で使用したときだけ点灯するバックライトキーボードを搭載する。 

DVDマルチドライブ搭載モデル「VPCSB18FJ」は、ピンク、ブラック、ホワイトの3色のカラーバリエーションを用意する

 店頭販売モデルのラインアップは、最新の第2世代インテル Core i5-2410Mプロセッサーとブルーレイディスクドライブを搭載した上位モデル「VPCSB19FJ/B」(ブラック)と、第2世代インテル Core i3-2310Mプロセッサー、DVDスーパーマルチドライブを搭載した下位モデル「VPCSB18FJ/B・W・P」の2モデル。下位モデルは、ブラック(VPCSB18FJ/B)、ホワイト(VPCSB18FJ/W)、ピンク(VPCSB18FJ/P)の3色のカラーバリエーションを揃える。

 共通の仕様として、4GBのメモリ、500GBのHDD、IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、WiMAX、Bluetooth、HDMI出力端子、指紋認証機能、ウェブカメラなどを搭載。起動時間を従来より高速化するなど、基本性能を充実させた。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット正規版で、オフィスソフト「Office Home and Business 2010」をプリインストールする。

 バッテリ駆動時間は、「VPCSB18FJ/B・W・P」の場合、内蔵バッテリで最長約8.5時間、別売の「リチャージャブルバッテリーパック(拡張用)」との併用で最長約17時間。処理速度の速い「SPEEDモード」と省電力の「STAMINAモード」を切り替えられる「パフォーマンス・スイッチ」を備える。サイズは約幅331×高さ23.9×奥行224.5mm。

 価格はオープン。実勢価格は「VPCSB19FJ/B」が約20万円、「VPCSB18FJ/B・W・P」が約16万円の見込み。このほか、CPUやOSなどのカスタマイズや、限定カラー「ブルー」を選択できる「VAIOオーダーメードモデル」を用意する。