カスペルスキーは、3月2日、統合セキュリティソフト「Kaspersky Internet Security 2011」のキャンペーンサイト「AKB48 カスペルスキー研究所」で、「子供のネット利用」の調査レポートを発表した。

　アイドルグループ「AKB48」の前田敦子さんが所長に扮する「AKB48 カスペルスキー研究所」による調査レポート第二弾。独立行政法人情報処理機構の「2010年度 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」をもとに、子どものネット利用に関するウイルス対策を考えた。

　「2010年度 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」によると、子どもをもつ親の約6割が「自身のウイルス対策を真剣に考えたことがある」という。しかし、このうち、「子どもがPCを利用するときに、危険なウェブサイトへのアクセス制限を行っている」と回答したのは7.8％だった。

　こうした調査結果を背景に、キャンペーンサイト「AKB48 カスペルスキー研究所」では、危険なサイトへのアクセスを制限する方法、疑わしいファイルやアプリケーションを開く際の注意、万が一マルウェアなどに感染した場合の対策として、「Kaspersky Internet Security 2011」の機能を紹介。前田敦子所長が、「子どもたちをウイルスから守りましょう！」と呼びかけている。

　アクセスできるコンテンツの制限、悪性コードやハッカーの攻撃を防ぐためのガイドラインに従うことを勧めるとともに、子どもが有料アダルトサイトや出会い系サイトを閲覧したことで、マルウェアの感染被害にあったり、金銭トラブルに発展するケースも少ないことから、安全なインターネット環境をつくる必要性を訴えている。