オリンパスイメージングは、3マイクシステムと新高音質エンジンを搭載したカジュアルタイプのリニアPCMレコーダー「Linear PCM Recorder LS-7」を、3月11日に発売する。価格はオープンで、オンラインショップ価格は2万4800円。

　「LS-7」は、音楽CDをしのぐ96kHz/24bitの非圧縮デジタル録音に対応する「Linear PCM Recorder LSシリーズ」の新製品。高音質な非圧縮の96kHz/24bitリニアPCM方式のほか、MP3、WMA形式でも録音できる。

　小型・軽量ボディに、より広い音域を高音質に録音できる新開発の3マイクシステム「トレスミック」を搭載。さらに、ハイエンドオーディオの世界で高い実績のあるWolfson社がポータブル機器向けに新開発した高音質エンジン「CODEC」を採用。音の再現性が格段に向上し、低域から高域まで原音に忠実に録音・再生する。

　「LS-7」と同時に、ICレコーダー「Voice-Trek（ボイストレック） DSシリーズ」の新製品として、「トレスミック」と「CODEC」を搭載し、録音性能と使いやすさを向上させた「Voice Trek DS-800」を発売する。非圧縮タイプの48kHz/16bit、44.1kHz/16bitリニアPCM形式のほか、MP3/WMA形式で録音できる。価格はオープンで、オンラインショップ価格は2万2800円。

　「LS-7」「DS-800」ともに、内蔵メモリ容量は4GB。「LS-7」は96kHz/24bitのリニアPCMモードで1時間50分、「DS-800」は44.1kHz/16bitのリニアPCMモードで6時間録音できる。長時間録音モード（WMAモノラル）では約1017時間の録音が可能。また、32GBまでのmicroSDHC/SDカードに対応するメモリカードスロットを備え、内蔵メモリとカード間のファイル移動やコピーが簡単にできる。

　外装にはアルミニウムを採用し、高級感あるデザインに仕上げた。前面に大型液晶ディスプレイと操作ボタンを配置し、片手でも簡単に操作できる。カラーは、「LS-7」はブラックとオレンジの2色、「DS-800」はシルバー。