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日本マイクロソフト、コンシューマ向け製品の連動キャンペーン、冴子2010やマイクロまいこも登場

ニュース

2011/02/25 15:32

 日本マイクロソフトは、2月24日、2011年春商戦に向けた取り組みを発表した。

 会見の冒頭、五十嵐章執行役ホーム&エンターテイメント事業本部リテールビジネス事業部長は、2010年年末までのPC市場について、「Windows 7を発売した09年第4四半期以降、対前年同期比で5期連続の成長を続けている。7の評判がいいことをベースに、地デジPCの提案などで買い替え・買い増し需要を喚起した」と振り返った。また、昨年6月に発売したOffice 2010についても、販売員向けの製品勉強会の強化や店頭での販売施策によって、「パッケージ販売では12月に店頭シェア63%を獲得した」と成果を語った。2月25日には、「Office Professional 2010」と、平らにして持ち歩けるマウス「Arc Touch mouse」をセットにしたソフトバンクBBの企画商品を、数量限定で一部販売店で発売。販売拡大に向け弾みをつけていく。

ソフトバンクBBとの企画商品を一部の販売店で発売

 春商戦では、「いいことはじまる♪マイクロソフトで新生活」をテーマに、同社として初めてWindows 7、Office 2010、Windows Liveなどのコンシューマ向け製品が連動して訴求するキャンペーンを開始する。同社のコンシューマ製品ポータルサイトでアピールするほか、PC約2000台で行う店頭デモでは、各種製品の活用シーンをちりばめた新生活応援ムービーを流す。このほか、3月4-27日は全国19店舗で店頭イベントを実施。3月26-27日は、ビックカメラとヨドバシカメラの都内一部店舗でOffice 2010キャラクター「冴子2010」や、Windows Liveキャクター「マイクロまいこ」がデモンストレーションを行う。

五十嵐章執行役ホーム&エンターテイメント事業本部リテールビジネス事業部長

 日本マイクロソフトでは、Office 2010発売以降、一般ユーザー向けの訴求活動を強化。昨年の年賀状シーズンには無償テンプレートを用意し、PowerPoint 2010で作る年賀状を提案するキャンペーン「動き出す年賀状を作ろう!」を実施した。キャンペーンサイトには20万ユニークユーザーが来訪し、うち2万人が実際にテンプレートを利用したという。宗像淳執行役オフィスプレインストール事業統括本部長は、「子どもから年配の方まで、幅広い人々が使ってくれた。使い方の提案をしていくことが大事であることを改めて実感した」とした。

宗像淳執行役オフィスプレインストール事業統括本部長

 春商戦に向けては、1月20日に「マイクロソフト オフィス 2010 テンプレート春コレクション」と題し、新生活向けに150種類のテンプレートの無償提供を開始。PowerPointに加え、Word、Excel、OneNoteの利用シーンを提案することで、Office 2010の販売拡大を狙う。また利用シーンの提案として、2月25日、子どもたちがPCで生活を充実させる方法をマンガなどを使って分かりやすく説明するサイト「Startup Dream」をオープンした。

 同社は、Office 2010の身近な使い方の提案として、女性モデルを集めた「Office応援隊」を準備中。こちらは4月に活動を開始する予定だ。