マカフィー、ワーム「W32/Xirtem@@MM」についてブログで解説

ニュース

2011/02/18 16:40

 マカフィーは、インターネットやメールを送信するためのプロトコル「SMTP」を使用し、自分自身のコピーをメールで送信することで感染を広げるワーム「W32/Xirtem@@MM」について、自社ブログで解説している。

 「W32/Xirtem@@MM」は、自身のSMTPクライアントを使用し、自分自身のコピーをメールで送信することで感染を広げる。ブログでは、CAB/SFXファイルを使用して感染を広げる「Xirtem」と、ネットワーク共有のファイルの感染について挙げている。

 Xirtemの感染方法の一つに、autorun.infファイルを作成してUSBメモリに感染する方法がある。自動実行機能が有効のWindows PCに、感染したUSBメモリを差し込むと、Xirtemを実行する。また、Grokster、LimeWire、MorpheusなどのP2P方式のファイル共有ソフトが共有フォルダに自身をコピーし、ネットワークを介して感染する方法がある。