HOYAは、防水性能を備えるアウトドア向けコンパクトデジタルカメラ2モデルを3月中旬に発売する。価格はオープン。ラインアップと実勢価格は、GPS機能付きの「PENTAX Optio WG-1 GPS」が4万円前後、GPS機能なしの「PENTAX Optio WG-1」が3万円台半ばの見込み。

　「PENTAX Optio WG-1 GPS」「PENTAX Optio WG-1」は、水深10mで連続2時間の水中撮影ができるIPX8、JIS保護等級8相当に準拠した防水性能をもつモデル。さらにIP6X、JIS保護等級6相当の防塵性能を備え、高さ1.5mからの落下衝撃に耐える。-10度の低温環境下でも動作する。

　撮像素子には有効約1400万画素の1/2.3型CCD、レンズは焦点距離が28-140mm（35mmフィルムカメラ換算）の光学5倍ズームレンズを搭載する。また、被写体を拡大し、花などのミクロの世界をモニタに映し出して観察・撮影できる機能「デジタル顕微鏡」を採用する。撮影するときに被写体が手暗がりにならないよう、レンズの周囲に5灯のLEDを配置する。

　「PENTAX Optio WG-1 GPS」は、写真に位置情報を記録するGPS機能を備える。メモリカードに測位ログデータをKMLファイル形式で保存するログ機能を装備し、「GoogleEarth」などの各種地図サービスを利用して、移動したルートをPCに表示できる。

　記録媒体は、SD/SDHC/SDXCカードと約97MBの内蔵メモリ。モニタは2.7型液晶。サイズは幅115.5×高さ58.5×奥行き28.5mm、重さは「Optio WG-1 GPS」が約146g、「Optio WG-1」が約143g。カラーは「Optio WG-1 GPS」がグリーンとグレー、「Optio WG-1」がブラックとパープル。