CP+2011、撮った後をどう楽しむ? カシオ計算機とリコーの提案

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2011/02/10 11:01

 カメラと写真映像の展示会「CP+2011」。カシオ計算機やリコーのブースでは、デジタルカメラ自体はもちろん、撮影後の楽しみ方のアピールに力を入れている。

 カシオ計算機のブースでは、2月4日に発表した新機軸の可動式フレーム付きコンデジ「EXILIM EX-TR100」に注目が集まっている。また、新たに開始した画像変換サービス「イメージングスクエア」の体験・展示コーナーを大きく設置している。

カシオが2月4日に発表した可動式フレーム付き「EXILIM EX-TR100」に注目が集まる

 「イメージングスクエア」は、写真をアートな作品に仕上げる「HDRアートクラフト」や、絵画のような風合いに仕上げる「バーチャルペインター」などの豊富な機能を備えた無料のウェブサービス。カシオは、これまでも一部機種に画像合成機能「ダイナミックフォト」を搭載するなど、写真の楽しみ方を提供してきたが、画像変換サービス「イメージングスクエア」は、同社製のデジカメに限らずjpg形式の画像の加工に対応する。これまでの「撮る・見る」に「作る」を加えることで、「デジカメで撮った後の楽しみ方を幅広く訴求する取り組み」(ブース担当者)だという。

「EXILIM EX-TR100」に加えて画像変換サービス「イメージングスクエア」もアピール

 リコーは、高速オートフォーカス機能や10.7倍ズームレンズ搭載の新製品「CX5」や、レンズユニット交換式「GXR」、フィルム時代からの人気が続く「GR」シリーズのデジタルカメラ「GR DIGITAL III」を展示。また、今年秋に発売予定のライカMマウントレンズなどに対応するGXR用のレンズマウントユニットを参考出品した。

「CX5」「GXR」「GR DIGITAL III」を展示するリコーのブース

ライカ Mレンズなどに対応するGXR用レンズマウントユニットを参考出品

 また、撮影した写真の楽しみ方を提案する取り組みを紹介するコーナーを設置。歌手が「GR DIGITAL」で撮った写真を楽曲とともに表現するプロジェクト「音写人-otographer-」や、プロ・アマ問わず個性ある表現者たちがリコーのデジカメで撮影した写真とその思いなどを伝える「angles」、新進気鋭の写真家たちが多数参加する写真の魅力を伝えるプロジェクト「フォトグラファーズ・サミット」をスクリーンで上映している。

「音写人-otographer-」など撮影した写真の楽しみ方を提案する取り組みを紹介