ビクター、決定的瞬間を逃がさないHDハイブリッドカメラ「GC-PX1」

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2011/02/03 19:27

 日本ビクター(JVC)は、デジタルカメラとビデオカメラを融合させた新しいコンセプトのHDハイブリッドカメラ「GC-PX1」を、2月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。

GC-PX1

 堅牢なデジタルカメラスタイルのボディに、新高画質画像処理エンジン「FALCONBRID(ファルコンブリッド)」を搭載し、60コマ/秒・最大144枚の高速連写や、2時間連続300fpsハイスピード撮影を実現した。鳥の羽ばたきや特急列車のすれ違う瞬間など、肉眼では捉えられない決定的瞬間を捉えることができる。最大36Mbps 1920×1080/60pプログレッシブ方式によるフルハイビジョン動画の撮影に対応する。

 1/2.3型の総画素1062万画素CMOSセンサ、光学10倍ズームの「コニカミノルタHDレンズ」、独自の光学式手ブレ補正システムを搭載する。有効画素数は動画576万画素、静止画998万画素。記録媒体は32GBの内蔵メモリとSDXC/SDHC/SDメモリカード(Eye-Fi カード対応)。カラーはシルバー。ボディ部には仕上げにこだわったマグネシウム合金を採用した。サイズは幅131×高さ67×奥行き122mm、本体のみの重さは約430g。

 「GC-PX1」は、動画撮影機能を重視した製品が増えているデジタルカメラと、動画メインのデジタルビデオカメラをクロスさせた新たな市場の開拓を目指して開発したもの。既存の家庭用ビデオカメラ「Everio(エブリオ)」「PICSIO(ピクシオ)」シリーズとは別に展開する。