初めてでも安心! 控除を逃さない手軽な青色申告ソフト
「心機一転、フリーランスになった」「ネットビジネスで急に儲かるようになった」――自分で稼ぐようになると、今の時期、頭を悩ませるのが確定申告だ。確定申告には青色申告と白色申告があって、しかも「課税所得金額が100万円以上は青色申告のほうが得」などといわれている。しかし、そうはいっても「どうやって申請するの?」と、青色申告を面倒に思う人もいるかもしれない。そんなときは、青色申告ソフトがオススメ。青色申告で悩んでいる人のために、初めてでも簡単に、しかも安心して使える手軽なソフトを紹介しよう。
申告ソフトは、青色申告を前提にした所得管理ができ、継続して利用する人が多いソフトの一つだ。初めて利用するのであれば、「どれを選べばいいのだろう」と慎重になる人もいるはず。そんなときは、メーカー各社がインターネットで提供している無料版や体験版などを使ってみるのがいい。機能を限定されているが、使い勝手が把握できるので、利用する価値はある。
最近は、機能が充実した無料版を提供するメーカーも出てきた。「eラーニング」など、教育関連のコンテンツ・サービス提供で定評のあるアスクは、申告ソフト業界に新規参入。フリーランスや個人事業主などを対象に、「ガッチリ節税 青色申告 2011」の無料版を、1月21日から3月31日までの期間限定で配布している。同社が提供する特設ダウンロードサイト(http://www.aosin.jp/)で入手できる。
「ガッチリ節税 青色申告 2011」は、日々の仕訳や記帳から青色申告までを本格的にサポート。帳簿の作成や青色申告決算書(一般用と不動産所得用)、確定申告書の作成・印刷など、青色申告に必要な機能が利用できる。正規の複式帳簿形式に対応しているので、申告すれば、最大で65万円の特別控除が受けられるようになるのだ。1月31日には、購入後のサポートや次年度へのデータ繰越、消費税申告(売上高1000万円以上の事業主)に対応した製品版のダウンロード販売も開始。価格は7980円で、今は特別価格の6980円で販売している。
「しっかりと機能の説明を受けてから購入したい」という人は、家電量販店に行くのがいいだろう。青色申告ソフトとして人気のあるパッケージ版は、「やよいの青色申告 11」「みんなの青色申告 12 解説本付き」「かるがるできる青色申告 2011」などだ。
「やよいの青色申告 11」は、業務ソフトメーカー大手の弥生が提供している。「選んでいれるだけ」がコンセプトの簡単操作で、複式簿記の帳簿や青色申告決算書が作成できる。白色申告や、個人事業主に特化して確定申告にも対応している。会計ソフトの「弥生会計」シリーズがベストセラーになっているだけに、購入者が多い人気ソフトになっている。実勢価格は1万500円。
ソリマチの「みんなの青色申告 12 解説本付き」は、元テニスプレーヤーの松岡修三さんをイメージキャラクターに起用している。「買った日からすぐ使える」をキャッチフレーズに、設定が非常に簡単なことが売りだ。一問一答形式で設問に答えていくだけで、誰でもデータが作成できる。設問に関する解説も表示されるので、初めてでも安心。しかも、素朴な疑問から決算や申告書の作成まで、Q&A形式と図解を交えながら、税理士の秋田谷紘平氏がやさしく教えている解説本が付いている。実勢価格は1万1500円だが、2万本限定で9800円で提供している。
BSLシステム研究所の「かるがるできる青色申告 2011」は、簿記がわからなくても大丈夫なように、現金出納帳の記入ではリストから勘定科目を選択する形式。支出金額は電卓入力や数式入力に対応し、残高を自動で計算して日付を並べ替えてくれる。帳簿に記帳した内容は、すべて決算書や申告書に自動転記するので、あっという間に作成できることが売りだ。実勢価格は3990円。
家電量販店に行って購入するなら、店員とフェイス・トゥー・フェイスで機能の説明が聞ける。一方、インターネットからダウンロード可能な「無料版」でも機能が充実した製品が出ている。どちらを選ぶにしても、自分に合った申告ソフトで税金控除を逃さないようにしよう。(BCN・佐相彰彦)
申告ソフトは、青色申告を前提にした所得管理ができ、継続して利用する人が多いソフトの一つだ。初めて利用するのであれば、「どれを選べばいいのだろう」と慎重になる人もいるはず。そんなときは、メーカー各社がインターネットで提供している無料版や体験版などを使ってみるのがいい。機能を限定されているが、使い勝手が把握できるので、利用する価値はある。
最近は、機能が充実した無料版を提供するメーカーも出てきた。「eラーニング」など、教育関連のコンテンツ・サービス提供で定評のあるアスクは、申告ソフト業界に新規参入。フリーランスや個人事業主などを対象に、「ガッチリ節税 青色申告 2011」の無料版を、1月21日から3月31日までの期間限定で配布している。同社が提供する特設ダウンロードサイト(http://www.aosin.jp/)で入手できる。
アスク「ガッチリ節税 青色申告 2011」
「ガッチリ節税 青色申告 2011」は、日々の仕訳や記帳から青色申告までを本格的にサポート。帳簿の作成や青色申告決算書(一般用と不動産所得用)、確定申告書の作成・印刷など、青色申告に必要な機能が利用できる。正規の複式帳簿形式に対応しているので、申告すれば、最大で65万円の特別控除が受けられるようになるのだ。1月31日には、購入後のサポートや次年度へのデータ繰越、消費税申告(売上高1000万円以上の事業主)に対応した製品版のダウンロード販売も開始。価格は7980円で、今は特別価格の6980円で販売している。
「しっかりと機能の説明を受けてから購入したい」という人は、家電量販店に行くのがいいだろう。青色申告ソフトとして人気のあるパッケージ版は、「やよいの青色申告 11」「みんなの青色申告 12 解説本付き」「かるがるできる青色申告 2011」などだ。
「やよいの青色申告 11」は、業務ソフトメーカー大手の弥生が提供している。「選んでいれるだけ」がコンセプトの簡単操作で、複式簿記の帳簿や青色申告決算書が作成できる。白色申告や、個人事業主に特化して確定申告にも対応している。会計ソフトの「弥生会計」シリーズがベストセラーになっているだけに、購入者が多い人気ソフトになっている。実勢価格は1万500円。
弥生「やよいの青色申告 11」
ソリマチの「みんなの青色申告 12 解説本付き」は、元テニスプレーヤーの松岡修三さんをイメージキャラクターに起用している。「買った日からすぐ使える」をキャッチフレーズに、設定が非常に簡単なことが売りだ。一問一答形式で設問に答えていくだけで、誰でもデータが作成できる。設問に関する解説も表示されるので、初めてでも安心。しかも、素朴な疑問から決算や申告書の作成まで、Q&A形式と図解を交えながら、税理士の秋田谷紘平氏がやさしく教えている解説本が付いている。実勢価格は1万1500円だが、2万本限定で9800円で提供している。
ソリマチ「みんなの青色申告 12 解説本付き」
BSLシステム研究所の「かるがるできる青色申告 2011」は、簿記がわからなくても大丈夫なように、現金出納帳の記入ではリストから勘定科目を選択する形式。支出金額は電卓入力や数式入力に対応し、残高を自動で計算して日付を並べ替えてくれる。帳簿に記帳した内容は、すべて決算書や申告書に自動転記するので、あっという間に作成できることが売りだ。実勢価格は3990円。
BSLシステム研究所「かるがるできる青色申告 2011」
家電量販店に行って購入するなら、店員とフェイス・トゥー・フェイスで機能の説明が聞ける。一方、インターネットからダウンロード可能な「無料版」でも機能が充実した製品が出ている。どちらを選ぶにしても、自分に合った申告ソフトで税金控除を逃さないようにしよう。(BCN・佐相彰彦)