パナソニックは、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX」の新製品3モデルを2月25日に発売する。価格はオープン。ラインアップと実勢価格は、防水・防塵性能をもつ「DMC-FT3」が4万7000円前後、エントリーモデルで有効1610万画素の「DMC-FH5」が2万2000円前後、有効1270万画素の「DMC-S1」が1万5000円前後の見込み。

　「DMC-FT3」は、防水・防塵・耐衝撃性能を備えるモデル。防水はJIS/IEC保護等級8（IPX8）相当で、水深12mで60分までの撮影ができる。防塵はJIS/IEC保護等級6（IP6X）相当。耐衝撃は、高さ2mからの落下試験をクリアしている。－10度の低温にも耐えうる。

　また、GPS機能や方位計、気圧/高度計を搭載し、山や海で活躍する。また3D撮影モードを備え、4秒間に20コマの連写撮影のなかから2枚を選んで3D写真を作成できる。

　撮像素子として有効1250万画素の1/2.33型CCD、焦点距離が28-128mm（35mmフィルムカメラ換算）の光学4.6倍ズームレンズを搭載する。モニタは2.7型で、記録媒体は約19MBの内蔵メモリと、外部メモリのSD/SDHC/SDXCカード。

　電源はリチウムイオンバッテリ。サイズは幅103.5×高さ64.0×奥行き26.5mm、重さは約175g。カラーはスプラッシュブルー、プレシャスシルバー、スパーキーレッド。

　「DMC-FH5」「DMC-S1」はエントリーモデルで、被写体にレンズを向けるだけで、「人物」「マクロ」「夜景」など七つのシーンを自動で判別して撮影する「おまかせiAモード」を搭載する。光学式手ブレ補正や高感度モードで、ブレを抑えたきれいな写真が簡単に撮影できる。

　レンズは、焦点距離28-112mm（35mmフィルムカメラ換算）の光学4倍ズームレンズ。モニタは2.7型。記録媒体は内蔵メモリとSD/SDHC/SDXCカード。電源はリチウムイオンバッテリ。

　「DMC-FH5」撮像素子は、有効1610万画素の1/2.33型CCD。接写ができる「ズームマクロ」や、よく使う撮影シーンがすぐ使える「マイシーンモード」などを備える。サイズは幅94.3×高さ53.5×奥行き18.8mm、重さは約104g。カラーはピンクゴールド、バイオレット、ブラック、シルバー。

　「DMC-S1」の撮像素子は、有効1270万画素の1/2.33型CCD。サイズは幅98.8×高さ58.8×奥行き20.9mm、重さは約100g。カラーはホワイト、ブラック、ピンク、ブルー。