シャープ、3Dメガネ別売の「AQUOS クアトロン3D」Z5シリーズなど液晶テレビ新製品
シャープは、液晶テレビの新製品として、3D対応の「AQUOS クアトロン3D」Z5シリーズと、「LED AQUOS」V5シリーズを3月10日に発売する。
4原色技術を採用した「AQUOS クアトロン3D」Z5シリーズは、同社の3D対応テレビ第3弾となる。今回は、3Dメガネが付属せず、ユーザーが必要に応じて別途購入することで3Dコンテンツを視聴できるようにした。
3Dメガネ「AN-3DG10」を別売とした理由として、指出実AVシステム事業本部液晶デジタルシステム第1事業部商品企画部副参事は、「3Dテレビ市場の販売台数構成比は、約75%がメガネなしのタイプになっている。ユーザーが3Dコンテンツが見たいと思ったタイミングで、メガネを購入して視聴できるようにした」としている。
トランスミッタを別売にすることも検討したというが、「ユーザーの利便性を考えて、メガネをプラスするだけで手軽に3D対応にできるようにした」(指出副参事)としている。
性能面では、液晶の高速応答で動画表示性能を向上させる独自技術「UV2A」を進化させた「ハイスピードUV2A」を搭載。「AQUOS クアトロン 3D」シリーズの最上位「LVシリーズ」に比べ、3D映像のストロークを70%削減し、3D表示の応答速度を従来の4msecから3msecに高速化した。
機能面では、テレビの前に人がいなくなったら自動的に消費電力をセーブする「ムーブセンサー」を搭載。そのほか、あらかじめ設定した検索条件をもとにした「おすすめ番組」や、外付けHDDに録画済みでまだ見ていない番組を通知する「未視聴録画番組」などを画面の右下に小さく表示する「AQUOSインフォメーション」機能を備える。インターネットに接続しておけば、新着ニュースや天気情報、おすすめ動画情報などの「インターネット情報」も表示する。
デザインは、エッジ式LEDバックライトシステムなどによって、左右フレームの幅が2.5cm、パネルの奥行きの最薄部が2.7cmと、スリム化を図った。本体カラーはブラック。ラインアップと実勢価格は、60V型「LC-60Z5」が48万円前後、52V型「LC-52Z5」が33万円前後、46V型「LC-46Z5」が26万円前後、40V型「LC-40Z5」が18万円前後の見込み。
「LED AQUOS」V5シリーズは、大型の52V型から小型の20V型まで幅広く揃えた3D非対応のスタンダードモデル。ラインアップと実勢価格は、52V型「LC-52V5」が29万円前後、46V型「LC-46V5」が22万円前後、40V型「LC-40V5」が14万円前後、32V型「LC-32V5」が9万円前後、26V型「LC-26V5」が8万5000円前後、20V型「LC-20V5」が7万円前後の見込み。カラーはブラックで、32-20V型はホワイトもラインアップする。
「AQUOS クアトロン3D」Z5シリーズ、「LED AQUOS」V5シリーズともに、外付けHDDを接続することで録画に対応する。「LED AQUOS」V5シリーズの20-32V型は、エレコムのLacie製ポータブルHDD「LCH-RK500UTV」に付属している金具をテレビ本体の背面に装着することで、「LCH-RK500UTV」を収納することができる。指出副参事によると、「ブラウン管テレビ時代は、『テレビデオ』が市場の2割を占めており、寝室でも多く使われていた」という。「LED AQUOS」V5シリーズの小型モデルは、「テレビビデオ」を使っていた人などをターゲットに、寝室などパーソナルスペースのテレビの置き換えを提案する。
両シリーズは、テレビの電源が入ったときなど、日々のテレビの利用状況を離れた家族にメールで知らせる「見守りサービス」機能を備えている。サービスの利用には、インターネットに接続しておくことが必要。また登録できるメールアドレスは1件のみ。
さらに新製品では、テレビの持ち帰りニーズに対応し、梱包サイズの薄型化を図った。40V型でもコンパクトカーの後部座席に載せることができる。
4原色技術を採用した「AQUOS クアトロン3D」Z5シリーズは、同社の3D対応テレビ第3弾となる。今回は、3Dメガネが付属せず、ユーザーが必要に応じて別途購入することで3Dコンテンツを視聴できるようにした。
3D対応の「AQUOS クアトロン3D」Z5シリーズ
3Dメガネ「AN-3DG10」を別売とした理由として、指出実AVシステム事業本部液晶デジタルシステム第1事業部商品企画部副参事は、「3Dテレビ市場の販売台数構成比は、約75%がメガネなしのタイプになっている。ユーザーが3Dコンテンツが見たいと思ったタイミングで、メガネを購入して視聴できるようにした」としている。
トランスミッタを別売にすることも検討したというが、「ユーザーの利便性を考えて、メガネをプラスするだけで手軽に3D対応にできるようにした」(指出副参事)としている。
性能面では、液晶の高速応答で動画表示性能を向上させる独自技術「UV2A」を進化させた「ハイスピードUV2A」を搭載。「AQUOS クアトロン 3D」シリーズの最上位「LVシリーズ」に比べ、3D映像のストロークを70%削減し、3D表示の応答速度を従来の4msecから3msecに高速化した。
機能面では、テレビの前に人がいなくなったら自動的に消費電力をセーブする「ムーブセンサー」を搭載。そのほか、あらかじめ設定した検索条件をもとにした「おすすめ番組」や、外付けHDDに録画済みでまだ見ていない番組を通知する「未視聴録画番組」などを画面の右下に小さく表示する「AQUOSインフォメーション」機能を備える。インターネットに接続しておけば、新着ニュースや天気情報、おすすめ動画情報などの「インターネット情報」も表示する。
「おすすめ番組」などの情報を画面の右下に小さく表示する「AQUOSインフォメーション」
デザインは、エッジ式LEDバックライトシステムなどによって、左右フレームの幅が2.5cm、パネルの奥行きの最薄部が2.7cmと、スリム化を図った。本体カラーはブラック。ラインアップと実勢価格は、60V型「LC-60Z5」が48万円前後、52V型「LC-52Z5」が33万円前後、46V型「LC-46Z5」が26万円前後、40V型「LC-40Z5」が18万円前後の見込み。
「LED AQUOS」V5シリーズ
「LED AQUOS」V5シリーズは、大型の52V型から小型の20V型まで幅広く揃えた3D非対応のスタンダードモデル。ラインアップと実勢価格は、52V型「LC-52V5」が29万円前後、46V型「LC-46V5」が22万円前後、40V型「LC-40V5」が14万円前後、32V型「LC-32V5」が9万円前後、26V型「LC-26V5」が8万5000円前後、20V型「LC-20V5」が7万円前後の見込み。カラーはブラックで、32-20V型はホワイトもラインアップする。
「LED AQUOS」V5シリーズの20-32V型は、エレコムのLacie製ポータブルHDD「LCH-RK500UTV」をテレビ本体の背面に収納できる
「AQUOS クアトロン3D」Z5シリーズ、「LED AQUOS」V5シリーズともに、外付けHDDを接続することで録画に対応する。「LED AQUOS」V5シリーズの20-32V型は、エレコムのLacie製ポータブルHDD「LCH-RK500UTV」に付属している金具をテレビ本体の背面に装着することで、「LCH-RK500UTV」を収納することができる。指出副参事によると、「ブラウン管テレビ時代は、『テレビデオ』が市場の2割を占めており、寝室でも多く使われていた」という。「LED AQUOS」V5シリーズの小型モデルは、「テレビビデオ」を使っていた人などをターゲットに、寝室などパーソナルスペースのテレビの置き換えを提案する。
両シリーズは、テレビの電源が入ったときなど、日々のテレビの利用状況を離れた家族にメールで知らせる「見守りサービス」機能を備えている。サービスの利用には、インターネットに接続しておくことが必要。また登録できるメールアドレスは1件のみ。
梱包サイズを薄型化。40V型「LC-40Z5」、32V型「LC-32V5」、20V型「LC-20V5」を、それぞれ同じサイズの「DZ3」シリーズと比較
さらに新製品では、テレビの持ち帰りニーズに対応し、梱包サイズの薄型化を図った。40V型でもコンパクトカーの後部座席に載せることができる。