ソニー、約84時間連続録音できる「ICD-AX412F」などICレコーダー2機種

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2011/01/25 12:30

 ソニーは、テープレコーダーのように簡単に操作できるステレオICレコーダー「ICD-AX412F」と、モノラルマイクを内蔵したICレコーダーのエントリーモデル「ICD-BX312」を2月21日に発売する。メモリ容量はともに2GB。価格はオープンで、実勢価格は「ICD-AX412F」が1万円前後、「ICD-BX312」が6000円の見込み。

ICD-AX412F(左から、ピンク、シルバー)

 システムLSIの省電力化によって、録音時の電池持続時間を向上。AXシリーズの「ICD-AX412F」は単4乾電池駆動のICレコーダーとしては業界最長の約84時間、BXシリーズの「ICD-BX312」は約72時間と、ともに従来比約130%の大幅なスタミナ向上を実現した。 

ICD-BX312

 上位機種の「SX/UXシリーズ」で採用している音声再生時のノイズを大幅に低減する「強力ノイズカット」機能を搭載。また、メモリースティックマイクロ(M2)、microSDHC/microSDカードスロットなどを新たに搭載し、別売のメモリカードを挿入してメモリ容量を拡張できる。

 加えて、「ICD-AX412F」は、遠くの音や小さな音までクリアに集音する高感度・低ノイズの内蔵マイク・システム「Sマイク・システム」を搭載。テープなどに録音した音声を簡単にダビングできる「簡単ダビングキット」、パソコン用音声ファイル管理・編集ソフト「Sound Organizer」も付属し、付属のUSB接続ケーブルでパソコンと接続すれば、録音データをパソコンに転送・保存できる。カラーはピンクとシルバーの2色。

 録音・再生形式はMP3。電源は単4乾電池2本。本体サイズと重さは「ICD-AX412F」が幅45×高さ115×奥行き22mmで約87g、「ICD-BX312」は幅37.5×高さ114×奥行き20.9mmで約74g。