ドコモ、「spモード」の機能を拡充、Wi-Fiでもspモードメールが利用可能に

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2011/01/24 20:31

 NTTドコモは、2010年9月1日に開始したスマートフォン向けISP「spモード」の機能を拡充し、これまで対応していなかったWi-Fi利用時のspモードメールの送受信に加え、spモードのオプションサービスとしてspモード「公衆無線LANサービス」を、2月1日午前9時に開始する。

スマートフォン向けISP「spモード」のロゴ

 「spモードメール」は、スマートフォンで、iモードと同じメールアドレス(@docomo.ne.jp)やデコメールが使えるメールサービス。従来は、FOMA接続時しか、spモードメールの送受信はできず、自宅などインターネットに接続できるWi-Fi環境がある場合でも、パケット通信料がかかるFOMA回線を利用せざるを得なかった。Wi-Fi対応後は、spモードのメール設定サイト(FOMA接続時のみ)またはspモードメールアプリで利用開始の設定をすれば、Wi-Fi利用時でもspモードメールを送受信できる。対象機種は、spモードメールアプリ(Wi-Fi対応)をインストールしたspモード対応Android搭載スマートフォン。

 新たに開始するspモード「公衆無線LANサービス」は、「Mzone」で提供している空港や駅、カフェ、ファーストフードなど、全国3200エリア/6800アクセスポイントで、最大54Mbpsの高速データ通信を利用できる公衆無線LANサービス。対象機種は、spモード対応のスマートフォン「Xperia SO-01B」「LYNX SH-10B」「GALAXY S SC-02B」「GALAXY Tab SC-01C」「LYNX 3D SH-03C」「REGZA Phone T-01C」「dynapocket T-01B」「T-01A」「SC-01B」の9機種。

spモード「公衆無線LANサービス」の画面イメージ

 料金は月額315円。現在実施中の「公衆無線LAN新規お申込み無料キャンペーン」の対象で、2月1日から4月30日までのキャンペーン実施期間中に申し込めば、月額使用料が1年間無料になる。