マカフィーは、スマートフォンやスレートなど、最新のモバイル端末のセキュリティを確保するためのアドバイスを発表した。

　マカフィーは、iPhoneやiPadなどのアップル製品について、2011年は独自のプラットフォームをターゲットにしたマルウェアが増大すると予測。データの同期やバックアップ、セキュリティ確保のツールを提供する「MobileMe（モバイルミー）」サービスを利用するとよいとしている。また、無線LAN（Wi-Fi）接続をするときは、データ漏えい防止機能のある安全なネットワークを使う必要がある。

　携帯電話やスマートフォン、スレートでは、パスワードやアカウント、クレジットカード情報など、個人情報はできる限り端末には保存しないことを推奨している。リモート操作で端末にロックをかけたり、端末内のデータを消去できるようにするなどの対策を取るといい。

　このほか、PlayStation3やXbox360などインターネット接続ができる家庭用ゲーム機、Google TVなどのインターネットテレビは、最新の脅威に狙われる可能性が高く、インターネット接続には注意が必要。ゲームのオンライン対戦では、見知らぬ人とのチャットで個人情報が流出するおそれがあり、注意しなければならない。