CESが開幕、主催者のシャピロCEA会長兼CEO「革新を中核に」

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2011/01/07 17:27

【ラスベガス発】1月6日、世界最大のコンシューマエレクトロニクスの祭典「2011 International CES」が、米国ラスベガスで開幕した。初日の基調講演は、主催者の「CEA(コンシューマエレクトロニクス協会)」のゲイリー・シャピロ会長兼CEOが登壇。「世界経済は依然として厳しい状況だが、『革新』がポイントになる」と訴えた。

開幕した「2011 International CES」

 シャピロ会長は「革新が起これば市場は回復する。しかも、革新は生活を豊かにする」と、インターネットの普及からネットワークの高速化、PCだけでなく多くのデバイスがつながる世の中になりつつある現在までを振り返って、革新の重要性を訴えた。さらにCESについて、「革新を中核とした製品を多くの出展企業が披露している」と述べた。

CEAのゲイリー・シャピロ会長兼CEO

 初日の天候は快晴。朝早くから、多くの人が会場となる「LVCC(ラスベガス・コンベンション・センター)」に足を運んだ。昨年の来場者は12万人程度だったが、今年はそれを上回る勢いだ。

会場のLVCC周辺は朝早くから混雑した