マカフィー、マルウェアの主な犯行手口とその対処方法を紹介

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2010/12/22 14:14

 マカフィーは、URL短縮サービスやトロイの木馬など、マルウェアを利用した犯罪の主な犯行手口を自社ブログで紹介した。

 マルウェアの一般的な方法は、URL短縮サービスを利用するもの。犯罪者は、Twitter、Facebookなどのソーシャルネットワーキングサイトにリンクを投稿するとき、危険なウェブサイトのリンク先を隠して表示する。

 「Zeus」というトロイの木馬も挙げられる。犯罪者はスパムメールでユーザーに添付ファイルを配布。ユーザーがファイルをダウンロードすると感染する。また、本物を装った偽のウェブサイトも手段の一つ。ユーザーに正規サイトと思わせて、パスワードやクレジットカード番号などの個人情報を入力させる。

 ソーシャルメディアを利用するときは、短縮URLを含む投稿には注意する必要がある。もし短縮URLをクリックするときは、事前にウェブサイトのアドレス全体を見ることができるURLプレビューツールなどを使用するとよい。

 添付ファイルのダウンロードを要求するメールは注意が必要だ。さらに、ウェブサイトを検索するときは、検索結果のサイトをクリックしても安全かどうかを確認できるセキュリティツールの使用を勧めている。