東芝、東芝科学館でノートPC25周年記念企画展、「T1100」など歴代PCや「グラスレス3Dパソコン」も展示
東芝は、12月18日、ノートPC25周年を記念して、「-東芝ノートPC25周年-“できない”から“できる”へ変わった~未来へ進化し続ける東芝ノートPC~」をテーマに、東芝科学館(川崎市幸区)で企画展を開始した。同日は、西田厚聰会長、佐々木則夫社長などによるテープカットで開催を祝った。期間は2011年1月29日まで。
佐々木社長は、挨拶で「ノートPCは、1985年に当社が世界で初めて商品化し、市場を創出した。今日では、全世界で10兆円を超える市場規模へと拡大した。また、当社は今年ノートPC累計1億台を達成し、世界での東芝ブランド認知度向上に欠かせない、まさに当社を代表する製品になった」と、25年を振り返った。
続けて、「展示コーナーでは、世界初のラップトップPC『T1100』を始めとする歴代のノートPCや、専用メガネなしで3Dが見られるノートPC『グラスレス3Dパソコン』を技術展示している。また、科学技術の面白さが楽しめるイベントも開催する」など展示内容を紹介。「子どもの理科離れが進んでいるといわれるなか、科学技術への関心を高めていただける一助になればと思う」と、挨拶した。
企画展では、初代機「T1100」の後継で、世界から「キングオブラップトップ」と評価された「T3100」(日本では「J3100」)や、世界で初めてTFTカラー液晶を搭載した「T4400SXC」などや、PCのベースとなった1954年開発の計数電子計算機「TAC」、1961年開発のマイクロプログラム式コンピュータ「KT-パイロット」を展示している。なお、「グラスレス3Dパソコン」の展示は12月28日まで。
さらに、西田厚聰会長が一般参加者約200名を対象に「東芝PC事業の創造~新事業の創業・育成~」をテーマに講演。「コンピューターメーカーとしての認知度ゼロのときに、1万台を売ると決めた」という1985年の初代機「T1100」発売当時の決意や営業現場のエピソードを振り返るとともに、「25年の歴史に安住することなく、今後の25年に向けてイノベーションを創出していくことにすべてがかかっている」と話した。
佐々木社長は、挨拶で「ノートPCは、1985年に当社が世界で初めて商品化し、市場を創出した。今日では、全世界で10兆円を超える市場規模へと拡大した。また、当社は今年ノートPC累計1億台を達成し、世界での東芝ブランド認知度向上に欠かせない、まさに当社を代表する製品になった」と、25年を振り返った。
左から、須藤亮上席常務、下光秀二郎上席常務、田井一郎副社長、西田厚聰会長、佐々木則夫社長、深串方彦上席常務、熊谷克夫東芝グループ労働組合連合会会長がテープカット
続けて、「展示コーナーでは、世界初のラップトップPC『T1100』を始めとする歴代のノートPCや、専用メガネなしで3Dが見られるノートPC『グラスレス3Dパソコン』を技術展示している。また、科学技術の面白さが楽しめるイベントも開催する」など展示内容を紹介。「子どもの理科離れが進んでいるといわれるなか、科学技術への関心を高めていただける一助になればと思う」と、挨拶した。
「T1100」「J3100」「T4400SXC」(右)など歴代の東芝ノートPCが並ぶ
企画展では、初代機「T1100」の後継で、世界から「キングオブラップトップ」と評価された「T3100」(日本では「J3100」)や、世界で初めてTFTカラー液晶を搭載した「T4400SXC」などや、PCのベースとなった1954年開発の計数電子計算機「TAC」、1961年開発のマイクロプログラム式コンピュータ「KT-パイロット」を展示している。なお、「グラスレス3Dパソコン」の展示は12月28日まで。
「グラスレス3Dパソコン」を参考展示
1954年開発の計数電子計算機「TAC」や1961年開発のマイクロプログラム式コンピュータ「KT-パイロット」(右)も展示
さらに、西田厚聰会長が一般参加者約200名を対象に「東芝PC事業の創造~新事業の創業・育成~」をテーマに講演。「コンピューターメーカーとしての認知度ゼロのときに、1万台を売ると決めた」という1985年の初代機「T1100」発売当時の決意や営業現場のエピソードを振り返るとともに、「25年の歴史に安住することなく、今後の25年に向けてイノベーションを創出していくことにすべてがかかっている」と話した。
西田厚聰会長が一般参加者を対象に講演