シャープ、「GALAPAGOS」予約受付け始まる、「早期に100万台の販売を目指す」

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2010/12/03 17:28

 シャープは、12月3日、東京・千代田区のビックカメラ有楽町店本館で、電子書籍端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」の予約販売開始イベントを開催した。開店前に、ビックカメラの塚本智明常務やシャープの岡田圭子ブランド戦略推進本部長らがクス玉を割って予約開始を祝った。

 ビックカメラの塚本常務は、11月29日に「GALAPAGOS」の発売日などが明らかになった後、「問い合わせの電話が連日連夜続いている。今日の予約開始を待ちに待っていた」と祝福。また「抜群の操作性で、コンテンツが本当にすらすら読める。いよいよ新しい世界が来た。有楽町店を中心に、これからどんどん予約を取っていく。シャープと一緒に広めていきたい」と、力強く宣言した。

「GALAPAGOS」予約開始を記念して、ビックカメラの塚本常務、シャープの岡田本部長、荒井文司ビックカメラ有楽町店店長がクス玉割り

 シャープの岡田本部長は、「GALAPAGOSの最大の特徴は、新聞、雑誌などのコンテンツを定期配信すること。海外も含め、どこにいてもコンテンツが読める。早期に100万台の販売を達成する」と自信を示した。

GALAPAGOSマンが登場

 「GALAPAGOS」は、店頭で実機を展示し、購入する際には、シャープのウェブサイトや、郵送での手続きが必要。店頭で製品を持ち帰ることはできない。シャープからユーザーの元に製品が届くのは、「早ければ2-3日後」(岡田本部長)という。直販に限定しているのは、「コンテンツサービスを利用することがメインの端末であることや、ユーザーニーズをいち早くつかむため」(広報担当者)としている。コンテンツ数は、サービス開始時点で2万点、2011年年初に3万点に拡充する。

ビックカメラ有楽町店本館では5階のパソコンコーナーに「GALAPAGOS」展示コーナーを常設示する

 ビックカメラ有楽町店本館では、パソコンやiPadを販売する5階に「GALAPAGOS」の展示スペースを設置。「iPadと比べて選ぶことを意識した」(ビックカメラ広報担当者)という。

購入手続きはシャープのウェブサイトや郵送で行う