パナソニック、フラッシュ内蔵で世界最小・最軽量、ミラーレス一眼「DMC-GF2」

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2010/11/18 18:00

 パナソニックは、フラッシュ内蔵のレンズ交換式デジタルカメラとして世界最小・最軽量で、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼「LUMIX DMC-GF2」を、12月3日に発売する。価格はオープン。

LUMIX DMC-GF2C

 新開発のポップアップ機構をもつフラッシュを内蔵。従来機「LUMIX DMC-GF1」に比べ、体積比約19%、質量比約7%の小型・軽量化を実現した。ボディはアルミニウム製で、堅牢性を保持しながら質感の高い外観に仕上げた。

 新たに46万ドットの3.0型タッチパネル液晶モニタを装備。写真のボケ味をモニタで確認しながらタッチ操作でコントロールする「タッチぼかしコントロール」や、モニタ上のピントを合わせたい位置をタッチしてフォーカスエリアを設定する「タッチでフォーカス」、タッチしたポイントにフォーカスを合わせながらシャッターを切る「タッチでシャッター」など、タッチパネルを生かした機能を備える。

 解像度1920×1080ドットのフルハイビジョン動画撮影に対応。AVCHD規格の高い圧縮率で、64GBのSDXCカードに連続約8時間の長時間記録ができる。動画撮影時もタッチ操作でピント合わせができるほか、被写体が動いたり、ズームしたりするときも、カメラが自動でピントを合わせ続ける「フルタイムオートフォーカス」に対応する。

 別売の3D交換レンズで、3D写真撮影にも対応する。有効1210万画素の4/3型Live MOSセンサを搭載。外部メモリはSD/SDHC/SDXCカードに対応する。本体サイズは幅112.8×高さ67.8×奥行き32.8mm、重さ約265g。

 実勢価格は、ボディ単体の「LUMIX DMC-GF2」が6万円前後、ボディにパンケーキレンズが付属する「LUMIX DMC-GF2C」が8万円前後、ボディにパンケーキレンズと標準ズームレンズが付属する「LUMIX DMC-GF2W」が9万円前後の見込み。カラーは、「LUMIX DMC-GF2」がエスプリブラック、「LUMIX DMC-GF2C」「LUMIX DMC-GF2W」がエスプリブラック、ファインレッド、シェルホワイト。