ソニー、実売11万円前後のモバイルノートPC、長時間のバッテリ駆動に対応

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2010/11/10 15:40

 ソニーは、パソコン「VAIO」の秋モデルとして、小型・軽量で持ち運びやすく、長時間のバッテリ駆動に対応するモバイルノートPC「Yシリーズ」の11.6型ワイドモデル「VPCYA19FJ/B」を、11月27日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は11万円前後の見込み。

VAIO Yシリーズ(VPCYA19FJ/B)

 「VPCYA19FJ/B」は、11.6型のワイドWXGA液晶を搭載し、重さ約1.46kgと軽量でコンパクトなボディながら、CPUには「Core i3-380UM」を採用し、PCとして十分な処理性能を実現した。付属バッテリで最長約6時間、別売のLバッテリだと最長約11.5時間、バッテリ駆動する。

 PCのトラブル予防と解決をサポートするソフト「VAIO Care」を搭載。キーボード上の「ASSIST(アシスト)」ボタンを押すだけで起動し、システムの状態を一覧で知らせる。トラブルの症状から対処法を案内するトラブルシューティング機能や、CPUやメモリなどハードウェアの状態を診断する機能も搭載。さらに、起動しないときに「ASSIST」ボタンを押すことで、重要なファイルの退避やCドライブを初期状態に戻すリカバリなどの修復をサポートする。

 ボディは天板、パームレストともにブラックで統一し、落ち着いた上質感のあるデザインに仕上げた。キーとキーの間にスペースがあり、一つひとつのキーが独立したアイソレーションキーボードを採用している。

 標準で2GBのメモリ、320GBのHDD、IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth、統合オフィスソフト「Microsoft Office Home and Business 2010」などを搭載する。光学ドライブは搭載していない。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット正規版。