SB孫社長「AndroidでもNo.1を目指す」、裸眼で3Dなどスマートフォン7機種
ソフトバンクモバイルは、11月4日、携帯電話の2010年冬/2011年春モデルの新製品発表会を開催し、OSにAndroid 2.2を採用したスマートフォン7モデルを含む全24機種を発表した。発表会では孫正義社長が、「Androidでも業界No.1を目指す」とスマートフォンに力を入れる方針を強調。ゲストとして、CMでおなじみの上戸彩さんと松田翔太さんが登場し、新しく発表した3D対応のシャープ製端末「GALAPAGOS」の魅力を語った。
2010年冬/2011年春モデルのスマートフォンは、詳細未発表の「ディズニー・モバイル」を含む7モデル。今回の目玉は、裸眼で3Dの静止画や動画、ゲームが楽しめるシャープ製端末「GALAPAGOS」で、キーボード非搭載の「003SH」と、搭載する「005SH」の2機種。デコレメールやワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信など、通常の携帯電話がもつ機能を備え、孫社長は「日本特有の機能を全部盛りにして、あえて『GALAPAGOS』という名前で提供した」とネーミングの背景を明らかにした。
他キャリアと異なる戦略として孫社長がとくに強調したのが、スマートフォンの全機種にOSとしてAndroid 2.2を採用したこと。Flash 10.1に対応し、動画が快適に視聴できるほか、アプリケーションが高速に動作するなど、孫社長によれば「同じAndroidでも、2.1とでは操作性で雲泥の差がある」という。
カラーバリエーションに強みをもつ“ソフトバンクらしさ”を打ち出すために、「003SH」は3色のメインカラーを含む13色を揃えた。ゲストの上戸彩さんは「003SH」について、「家族や恋人とおそろいで持ちたいのでいいですね」とカラバリがお気に入りの様子。どの色が好きか司会者から質問を受けると、「紫が好きなのでお花の柄がいいです」と笑顔で答えた。
スマートフォンでも通常の携帯電話の機能が使える点について、上戸さんは「デコレメールはあるとうれしいですね。今では男性でもカラフルなメールを送る人が多いですし。私も自分がもらってうれしい、楽しいメールを送るようにしています」と語った。「孫社長、そろそろメル友になって下さい」と冗談を飛ばすシーンも。
「青がいいですね」と語ったのは、CMで白戸家のおじいちゃん役を務める松田翔太さん。「003SH」の機能についてたずねられると、「ワンセグが気になります。あと、インターネットを見ることが多いので、Flash対応がうれしいですね」と語った。
会場では、孫社長と上戸さん、松田さんの3人で「003SH」の3D撮影に挑戦。カメラで取った動画が裸眼で3Dで見られることに、上戸さんは「すごーい!」と驚いた様子だ。
「GALAPAGOS」は、3Dコンテンツをプリインストールしている。その一つ、パラマウント ピクチャーズの映画『シュレック フォーエバー』の主人公シュレックがゲストとして登場。孫社長は「初めはシュレックのことを気持ち悪いと思っていましたが、だんだん愛着が湧いてきました」と会場の笑いを誘った。そして、「3Dコンテンツは映画のほか、ゲーム、お笑いなど、日本人が欲しいと思うコンテンツをすべて盛り込んだ」と自信をみせた。
また、新しい通信サービスとして、通信規格HSPA+とDC-HSDPAに準拠した高速パケット通信サービス「ULTRA SPEED(ウルトラ スピード)」を発表。2011年2月下旬以降にサービスを開始することを明らかにした。下り最大42Mbpsで、サービスエリアは2011年6月に人口カバー率で約60%を目指す。「固定ブロードバンドに匹敵するスピードが実現する。NTTドコモのLTE『Xi』よりも早い時期に高いカバー率を確保する」と強気の姿勢をみせた。
孫社長は発表会冒頭の挨拶で、スマートフォンの戦略について「国内シェアではiPhoneが80%を占めており、もはやiPhoneは一つのライフスタイルになっている」とiPhoneの普及率の高さを強調。さらに、「2010年上半期は、スマートフォンが文化として広がってきている。今後、この広がりはますます加速していき、やがてスマートフォン全盛の時代がくる」と見通しを語った。
今回のAndroid端末の投入については、「iPhone以外の端末を求めている人に向けて、今回は“全部盛り”で対応した。Android端末の世界でも業界ナンバーワンを目指す。こだわり抜いた端末、コンテンツ、サービス、そして通信スピードを提供し、ソフトバンクの強みをみせていきたい」と意気込みを語った。
2010年冬/2011年春モデルのスマートフォンは、詳細未発表の「ディズニー・モバイル」を含む7モデル。今回の目玉は、裸眼で3Dの静止画や動画、ゲームが楽しめるシャープ製端末「GALAPAGOS」で、キーボード非搭載の「003SH」と、搭載する「005SH」の2機種。デコレメールやワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信など、通常の携帯電話がもつ機能を備え、孫社長は「日本特有の機能を全部盛りにして、あえて『GALAPAGOS』という名前で提供した」とネーミングの背景を明らかにした。
(左から)孫正義社長、上戸彩さん、松田翔太さん
他キャリアと異なる戦略として孫社長がとくに強調したのが、スマートフォンの全機種にOSとしてAndroid 2.2を採用したこと。Flash 10.1に対応し、動画が快適に視聴できるほか、アプリケーションが高速に動作するなど、孫社長によれば「同じAndroidでも、2.1とでは操作性で雲泥の差がある」という。
カラーバリエーションに強みをもつ“ソフトバンクらしさ”を打ち出すために、「003SH」は3色のメインカラーを含む13色を揃えた。ゲストの上戸彩さんは「003SH」について、「家族や恋人とおそろいで持ちたいのでいいですね」とカラバリがお気に入りの様子。どの色が好きか司会者から質問を受けると、「紫が好きなのでお花の柄がいいです」と笑顔で答えた。
孫社長と一緒に「003SH」で3D撮影を体感するゲストの2人
スマートフォンでも通常の携帯電話の機能が使える点について、上戸さんは「デコレメールはあるとうれしいですね。今では男性でもカラフルなメールを送る人が多いですし。私も自分がもらってうれしい、楽しいメールを送るようにしています」と語った。「孫社長、そろそろメル友になって下さい」と冗談を飛ばすシーンも。
「青がいいですね」と語ったのは、CMで白戸家のおじいちゃん役を務める松田翔太さん。「003SH」の機能についてたずねられると、「ワンセグが気になります。あと、インターネットを見ることが多いので、Flash対応がうれしいですね」と語った。
会場では、孫社長と上戸さん、松田さんの3人で「003SH」の3D撮影に挑戦。カメラで取った動画が裸眼で3Dで見られることに、上戸さんは「すごーい!」と驚いた様子だ。
「だんだん愛着が湧いてきた」とシュレックと戯れる孫社長
「GALAPAGOS」は、3Dコンテンツをプリインストールしている。その一つ、パラマウント ピクチャーズの映画『シュレック フォーエバー』の主人公シュレックがゲストとして登場。孫社長は「初めはシュレックのことを気持ち悪いと思っていましたが、だんだん愛着が湧いてきました」と会場の笑いを誘った。そして、「3Dコンテンツは映画のほか、ゲーム、お笑いなど、日本人が欲しいと思うコンテンツをすべて盛り込んだ」と自信をみせた。
また、新しい通信サービスとして、通信規格HSPA+とDC-HSDPAに準拠した高速パケット通信サービス「ULTRA SPEED(ウルトラ スピード)」を発表。2011年2月下旬以降にサービスを開始することを明らかにした。下り最大42Mbpsで、サービスエリアは2011年6月に人口カバー率で約60%を目指す。「固定ブロードバンドに匹敵するスピードが実現する。NTTドコモのLTE『Xi』よりも早い時期に高いカバー率を確保する」と強気の姿勢をみせた。
孫社長は通信サービス「ULTRA SPEED」に自信をみせた
孫社長は発表会冒頭の挨拶で、スマートフォンの戦略について「国内シェアではiPhoneが80%を占めており、もはやiPhoneは一つのライフスタイルになっている」とiPhoneの普及率の高さを強調。さらに、「2010年上半期は、スマートフォンが文化として広がってきている。今後、この広がりはますます加速していき、やがてスマートフォン全盛の時代がくる」と見通しを語った。
今回のAndroid端末の投入については、「iPhone以外の端末を求めている人に向けて、今回は“全部盛り”で対応した。Android端末の世界でも業界ナンバーワンを目指す。こだわり抜いた端末、コンテンツ、サービス、そして通信スピードを提供し、ソフトバンクの強みをみせていきたい」と意気込みを語った。