KDDIは、auの携帯電話として、ワンプッシュで画面が開く富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製の「T005」を、10月29日に発売する。価格はオープンで、実勢価格はシンプルコースで一括購入の場合、4万円台前半の見込み。

　側面の「ワンアクション・オープンボタン」を押すと、画面がスムーズに開く端末。本体は先端に向かって緩やかに傾斜した形状で、エッジを削ることで手に持ったときのグリップ感を追求した。

　電話の着信、Eメール、Cメールを受信したときは、それぞれの専用アイコンが光って知らせるので、本体を閉じた状態でも着信の種類が分かる。また、本体を少し開くだけで、不在着信や新着メールをバイブレーションで知らせる。

　有効約808万画素のカメラを搭載。撮影後に保存した写真は、一覧表示のほか、16種類のパターンでさまざまな表示が楽しめる。また、名刺リーダー機能を備え、大量の名刺を効率よくアドレス帳に登録できる。名前や電話番号、Eメールのアドレスなどの一括抽出も可能。

　画面サイズは約3型。IPX5/IPX7の防水性能をもち、雨や水辺のアウトドアでも安心して操作することができる。サイズは高さ111×幅50×奥行き14.2mm、重さは約130g。カラーはMat Black、Fine Blue、Pink Gold。