シャープ、縦置きも可能な3D対応の薄型BDレコーダー

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2010/10/21 19:14

 シャープは、大容量のBDXL規格に対応し、薄さ35mmとスリムなブルーレイディスク(BD)レコーダー「AQUOSブルーレイ BD-AV70」を、12月1日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は8万5000円前後の見込み。

BD-AV70

 HDDを搭載せず、直接BDメディアに録画するタイプのBD録画専用レコーダー。ディスクの読み込み中は、一時的に「マッハメモリー」で録画・再生を始め、読み込みが終了したら、ディスクでの録画・再生へスムーズに連携する機能を搭載することで、電源を入れてから録画・再生までの時間を大幅に短縮した。

 最薄部35mmとBDレコーダーとしてはスリムなデザイン。付属スタンドを装着すれば、縦向きにして、テレビの横などにスペースを取らずに設置できる。ボディは光沢感のある色調で、インテリアに調和する。 

縦置き専用スタンド使用時

 チューナーは地上・BS・110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーを各1基ずつ搭載する。3層100GB・4層128GBの大容量を記録できるBDの新規格BDXLやブルーレイ3Dに対応。3D対応テレビと組み合わせれば、ブルーレイ3D対応のBDソフトを再生して、臨場感溢れる3D映像を楽しめる。

 ハイビジョン画質で約10倍の長時間録画ができる「新トランスコーダー」や映像ノイズを抑える「微細化高画質」技術、BD停止時はドライブの電源を切る「インテリジェント パワーセーブ」機能などを搭載。ビデオ・オン・デマンドの映像配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」の視聴や、CATVの番組録画に対応する。なお、アナログ映像・音声入出力端子がないため、テレビとはHDMIケーブルで接続する。長さ2mのHDMIケーブル、録画用BDメディアが付属する。