誰でもマンガが描けるソフト「コミPo!」、商用利用もOKで6700円から

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2010/10/15 19:45

 コミPo! 製作委員会(ウェブテクノロジ・コム内、田中圭一委員長)は、ユーザー自身で絵を描くことなく、ストーリーや構図を考えて絵を配置するだけでマンガが作成できるWindows用ソフト「コミPo!」を12月に発売する。

「コミPo!」の操作画面

 「コミPo!」は、用意された3Dモデルのキャラクターデータ(登場人物)を配置して、アングルを決め、セリフや描き文字などの効果を乗せていくことで、マンガやイラストを簡単に短時間で作成できるマンガ作成ソフト。対応OSはWinodws 7/Vista/XP(SP3)。

 価格は、パッケージ版が9700円、ダウンロード版が6700円で、それぞれ通販サイト「amazon.co.jp」、ダウンロードソフト販売サイト「Vector」で販売する予定。店頭販売も計画中という。

 キャラクターデータのデザインは、若手の人気イラストレーター・カントクさんを起用し、カントクさんが描く美少女を忠実に3Dモデル化している。基本ソフトの発売後に、服装のバリエーションやキャラクターデータを追加発売する予定。キャラクターデータは、2011年春に、人気アニメーター・キャラクターデザイナーが手がけた「堀井久美デザイン キャラクターセット」「佐光幸恵デザイン キャラクターセット」の発売を予定している。価格は男女各1970円(予定)。 

マスコットキャラクター・こみぽちゃん(左)と「コミPo!」のロゴ(右)

 「コミPo!」を応援するマスコットキャラクターとして、、ユーザーがみんなで育てる主人公・小石川美保(通称こみぽちゃん)を設定。より身近に感じてもらえるよう、こみぽちゃんがつぶやくTwitterアカウント「@ComiPochan」を開設した。

 さらに、「コミPo! 応援隊」を結成し、その隊長に人気アイドル「AKB48」の仲谷明香さんが就任。「コミPo!」で作った作品を12月から公式サイト上で連載するほか、こみぽちゃんの声を担当する。

 Youtubeに、ソフトの機能を紹介する紹介ムービーもアップ。これまでプロやアマチュア向けの本格的なコミック制作ソフトは発売されていたが、ここまで簡単・低価格・高機能なマンガ作成ソフトは初めて。ユーザーが作成した画像は商用利用が認められており、プレゼンテーション資料、企業サイト、広告・チラシなど、幅広く活用できる。