ソニー、キーボードの色が変えられる「キーボードウェア」が人気
PCといえば、かつてはブラックやグレーなどダークカラーばかりだった。しかし、ここ数年でホワイトやピンクなど、カラーバリエーションは豊富になりつつある。しかし、思い切ってピンクを選ぶにしても、4-5年使うことを想定すると、飽きてしまいそうで怖い。かといって、ホワイトでは無難過ぎる……。そんなユーザー心理を掴んだソニーのカラフルなキーボードカバー「キーボードウェア」の人気が高まっている。
「キーボードウェア」は、ソニーのノートPCの売れ筋「VAIO Eシリーズ」と、デスクトップPCの売れ筋「VAIO Jシリーズ」「VAIO Lシリーズ」のオプションとして販売している純正アクセサリ。ノートPC「Eシリーズ」用がブラック、ピンク、ブルー、グリーン、バイオレットの5色、デスクトップPC「Jシリーズ」「Lシリーズ」用がブラック、ホワイト、ピンクの3色を展開している。
剣持開・ソニーマーケティングITマーケティング部MK課プロダクツGpリーダーは、「いろいろなメーカーのPCを比較したとき、何を決め手にしてよいのかわからず、迷ってしまう人が多い。そこで、キーボードウェアで気分を変えられるように、楽しさを提案した」という。「対応PCを購入する人のうち、3人に1人がキーボードウェアも購入しているイメージ」で、今年2月下旬にノートPC「Eシリーズ」用を発売後、4月ごろから「結果が出始めている」と手応えを感じている。
専用の純正品ということもあって、装着していることを忘れるようなフィット感がある。キーボードの汚れ防止を目的とする一般的なキーボードカバーのように、密着感に欠けているということはない。汚れたら水で洗うこともできる。
2月のノートPC「Eシリーズ」用に続き、6月にデスクトップPC「Lシリーズ」「Jシリーズ」用を発売。店頭ではPC本体と組み合わせて展示するなどしてアプローチしてきた。実勢価格は約3000円なので、2-3色揃えて使い分けているユーザーもいるという。今後も引き続き店頭展示でアプローチするほか、今年の10月のカタログの表紙に採用し「ココロは、色で動く」をテーマに、露出を高めている。
マウスはPC周辺機器メーカーが多彩な製品を出しているが、キーボードのカラーバリエーションは少ない。キーボードは、マウスよりも面積が大きいので、カラーを変えるとインパクトが大きい。「変えた」という満足感も味わえる。キーボードの色を変えて楽しむ潜在需要はありそうだ。(BCN・田沢理恵)
「キーボードウェア」は、ソニーのノートPCの売れ筋「VAIO Eシリーズ」と、デスクトップPCの売れ筋「VAIO Jシリーズ」「VAIO Lシリーズ」のオプションとして販売している純正アクセサリ。ノートPC「Eシリーズ」用がブラック、ピンク、ブルー、グリーン、バイオレットの5色、デスクトップPC「Jシリーズ」「Lシリーズ」用がブラック、ホワイト、ピンクの3色を展開している。
「VAIO Eシリーズ(ブルー)」とキーボードウェアのグリーンとの組みわせ
剣持開・ソニーマーケティングITマーケティング部MK課プロダクツGpリーダーは、「いろいろなメーカーのPCを比較したとき、何を決め手にしてよいのかわからず、迷ってしまう人が多い。そこで、キーボードウェアで気分を変えられるように、楽しさを提案した」という。「対応PCを購入する人のうち、3人に1人がキーボードウェアも購入しているイメージ」で、今年2月下旬にノートPC「Eシリーズ」用を発売後、4月ごろから「結果が出始めている」と手応えを感じている。
「VAIO Eシリーズ」に装着したキーボードウェア(VAIOオーナーメードモデル専用色も含む)
専用の純正品ということもあって、装着していることを忘れるようなフィット感がある。キーボードの汚れ防止を目的とする一般的なキーボードカバーのように、密着感に欠けているということはない。汚れたら水で洗うこともできる。
2月のノートPC「Eシリーズ」用に続き、6月にデスクトップPC「Lシリーズ」「Jシリーズ」用を発売。店頭ではPC本体と組み合わせて展示するなどしてアプローチしてきた。実勢価格は約3000円なので、2-3色揃えて使い分けているユーザーもいるという。今後も引き続き店頭展示でアプローチするほか、今年の10月のカタログの表紙に採用し「ココロは、色で動く」をテーマに、露出を高めている。
剣持開・ソニーマーケティングITマーケティング部MK課プロダクツGpリーダー
マウスはPC周辺機器メーカーが多彩な製品を出しているが、キーボードのカラーバリエーションは少ない。キーボードは、マウスよりも面積が大きいので、カラーを変えるとインパクトが大きい。「変えた」という満足感も味わえる。キーボードの色を変えて楽しむ潜在需要はありそうだ。(BCN・田沢理恵)